こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
瞑想歴は5年ほどで、頭をからっぽにするのは得意な方です。
不安で頭がいっぱいになると辛いですよね。
つまり頭をからっぽにできれば、余計なエネルギーを使わなくなると同時に、
生産的な仕事を今以上にこなせて、元気いっぱいの人生が送れるということ。
足りないのはエネルギーではなく、意識を向ける力だけなんです。
本記事の内容
- 今に集中する人と、過去や未来に囚われる人
- 前提:頭をからっぽにするための考え方
- 頭をからっぽにする具体的5つの方法
この記事を読み、頭をからっぽにする方法を実践すれば、
余計なエネルギーを使わなくなるので、生活に余裕が生まれるようになります。
また、生産的活動に集中しても今までよりも疲れないので、
仕事をモリモリこなしているのに、余裕のある人生を送れるようになりますよ。
頭をからっぽにするメリット
頭をからっぽにできない理由は、意識を向ける先が間違っているからです。
不安や恐怖に意識を奪われると、頭がいっぱいになる
頭が思考や感情でいっぱいになるのは、
頭がいいからでも、想像力があるからでもありません。
恐怖や不安に怯えているからです。
まずはこの事実を受け入れましょう。
例えば、下記の様な状態ですね。
- 仕事でやるべきことが頭から離れない
- 将来や老後への不安を思い浮かべてしまう
- SNSやテレビの情報に感情が動かされる
- 恋人や友人関係に不安を抱えている
- 寝る前にいろんなことが思い浮かぶ
- お金に対する不安を抱えている
目の前で実際に起ってないことで思考や感情を動かすのは、無駄(非生産的)です。
これは科学的にも証明されています。
DMNとCEN
いきなり専門用語で申し訳ないですが、
DMNとCENをざっくり説明すると、こんな感じ。
- DMN:何も作業などせずに「思考や感情に囚われている時に働く脳回路」のこと。
- CEN:「作業に集中している時に働く脳回路」のこと。
DMNの状態は、頭がからっぽなわけではなく、
上記で紹介したような、無意識に浮かんでくる思考や感情に囚われている状態です。
頭がからっぽとは、CENの状態のことをいいます。
※注意点は「意識を完全になくすことが、頭をからっぽにすることではない」ということ。
普通だったら、ただぼーっと頭の中の思考や感情について、
思い巡らしている方が楽と感じるかもですが、全く違います。
つまり、作業や仕事に集中している時よりも、意識が思考や感情に囚われているときの方が、脳のエネルギーを約15倍も使っていることになりますね。
「今に」集中するか、「過去や未来」に囚われるか
CENとDMNは必ずどちらかが働いていて、シーソーの関係にあります。
つまり、こういうことですね。
- 作業に集中できる人(CEN優位の人)は、エネルギー消費が少ないのに、多くの仕事をこなして結果を出し続け、余裕のある暮らしと成功を実現していく。
- 思考や感情に意識を奪われる人(DMN優位の人)は、生産的な仕事をこなせていないのにも関わらず、常に疲れていて、余裕も成果もない暮らしを続けていく。
どちらになりたいかは、あなた自身で判断してください。
前提:頭をからっぽにするための考え方
頭をからっぽにする考え方で、重要な点を紹介します。
「思考」や「感情」をコントロールすることはできません
思考や感情はコントロールできません。
めちゃくちゃ重要な考え方ですが、
多くの人が思考や感情をコントロールできると思っていますよね。
不安や恐怖を感じたり、余計な考えが浮かんできた時にそれを消そうとするのは、
余計に感情や思考を強めることになるだけです。
思考や感情は「無意識に浮かぶもので、制御できないもの」として受け入れましょう。
大事なのは、意識を1つのことに集中させることです。
意識や行動はコントロールできます。
あと他人を変えることも無理です。
補足ですが、他人をコントロールすることも無理です。
自分の思考や感情も、他人と同じです。
自分で変えられるのは「意識」と「行動」。あと「環境」です。
自分で変えられるのは、「意識の向け方」と「行動」です。
行動によって「環境」も変えられますね。
集中力は、筋力と一緒で使わなければ衰えます。
逆に、トレーニングをすれば、ちゃんと鍛えられます。
- 意識を向ける力(集中力)が高まれば、行動を選択できるようになります。
- 行動を選択できるようになれば、環境を変えることができるようになります。
- 環境が変われば、意志の力を使わなくても望む人生が手に入ります。
まず取り組むべきことは、意識を向けるトレーニング、つまり、
何か一つのことに集中して「頭をからっぽにする方法」なんです。
具体的方法を5つ紹介します。
頭をからっぽにする5つの方法
上記の基本的な考え方を意識しつつ、以下のようなことを「習慣化」していけば、
「必ず」頭をからっぽにできるようになります。
※上記で紹介したように、筋トレと同じく「トレーニングしなければ、集中力は上がっていきません。」必ず習慣化させましょう。
1:サウナに行く(イチオシ)
個人的には、サウナに入ることがイチオシの「頭をからっぽにする方法」です。
僕はほぼ毎日サウナに行っています。
サウナに入るとなぜ頭がからっぽになるのかを、
ざっくり説明するとこんな感じ。
- サウナの高温状態は、余計なことを考えない丁度いい負荷がかかる(DMN減少)
- その後の水風呂も同様に、丁度いい負荷で余計なことを考えない(DMN減少)
- 終わったあとはアドレナリンが出ていて、副交感神経が高まる(リラックス状態)になるので、俗に言う「ととのう」というゾーンに近い状態になる。
詳しくは下記の本や動画を参照してください。
サウナの正しい知識や入り方を知りたい方は、本を読むことをオススメします。
(読みやすいし、短いのですぐ読めます。)
冗談抜きで、人生変わります。
サウナはアンチエイジングにも役立つ
ちなみにですが、サウナはアンチエイジングにも効果を発揮します。
下記の本でも、サウナが推奨されていました。
2:スマホやテレビなど情報媒体を切る
スマホやテレビなど、情報媒体は基本的に時間を決めて見るようにしましょう。
- なんとなくSNSやYouTubeを開く
- なんとなくテレビを点けて、ニュースを流し聞きする
- なんとなくLINEやメールをチェックする
その「なんとなく」があなたの集中力を奪い、
頭をいっぱいにしていることに気づくべき。
タバコ依存やお酒依存などと、同列ですよ。
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若者の僕が10年間テレビを見ない理由【百害あって、一利なし】
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3:自然が多い場所に行ってみる
自然にふれることは、
瞑想以上のリラックス効果があると科学的に判明しています。
- 近くに森や山があるなら行ってみる
- 都会なら大きな公園や、緑が多い環境に足を運ぶ
1週間に数十分、2回程度行くだけでも効果があるらしいので、
緑に触れる機会が少ない人は、意識的に自然に触れる習慣を作りましょう。
僕はほぼ毎日、デカイ公園行ってます。
4:運動を習慣化する
運動に関しては、言うまでもないですね。
ダラダラとしたウォーキングやランニングを長時間やるより、
短時間に負荷が高めな運動をしたほうが良いです。
なぜなら、負荷が高いほうが意識を集中しやすく、余計なことを考えづらいから。(DMN減少、CEN増加)
とはいえ運動習慣がない人は、
まずは負荷が少ない運動から始めてもいいと思います。
重要なのは、継続することなので。
5:瞑想を習慣化する
真打ち登場。
頭をからっぽにする方法と行ったら、「瞑想」ですね。
なぜ最後に持ってきたかというと、
瞑想はかなり高度なスキルで、簡単に効果を得られるものではないから。
ちなみに瞑想というのは、
意識をなくす訓練ではなく、意識を向ける力(集中力)を高めるトレーニングです。
なのですぐに頭がからっぽにできるとかではなく、徐々に集中力をつけていき、思考や感情が湧いてきても、一つのことに注意を向けることができるようになることが目的です。
瞑想は奥が深いので安易におすすめはできませんが、
確実に効果はあります。(僕は毎日30分やっています)
下記の本が、瞑想入門にはおすすめですよ。
まとめ:頭をからっぽにするには時間がかかります。
以上、頭をからっぽにすることが得意な僕が、頭をからっぽにする方法を紹介してきました。
簡単におさらいします。
- 頭がからっぽにできないのは、意識を向ける力(集中力)が足りないから。
- 思考や感情(過去や未来の不安や恐怖)に囚われる(DMN優位)と、脳のエネルギーは70〜80%も消費する。
- 今目の前にあることに集中する(CEN優位)と、脳のエネルギーは5%しか消費されないのに、生産的な人生を送ることができる
頭をからっぽにする考え方
- 思考や感情はコントロールできません。受け入れるのみ。
- 変えられるのは「意識の向け方」「行動」「環境」です。
頭をからっぽにする5つの方法
- サウナに行く(イチオシ!)
- スマホやテレビなど情報媒体を切る
- 自然が多い場所に行く
- 運動を習慣化させる
- 瞑想を習慣化させる
こんな感じですかね。
頭がいっぱいで、頭をからっぽにしたい方は、
是非上記の5つの習慣を取り入れてみてください。
今回は以上です!
マジでサウナはイチオシです
瞑想で意識を向ける力を鍛えましょう。