【2020年版】SEOに被リンクって必要?その効果と増やし方を教える

seo 被リンク
被リンクって何ですか?SEOには「被リンク」が重要と聞いたのですが、言葉の意味すら分かりません。SEOで検索上位を取りたいので効果的な増やし方なども教えてください。

こんな疑問や悩みに答える内容になっています。

「被リンク」について学ぶだけで、あなたのサイトの検索順位が劇的に改善される可能性があります。

なぜなら、Google検索エンジンが検索順位を決める要素として、被リンクを最も重要な3つに入れていると明言しているから。

この記事で分かること

  1. SEOにおける被リンクとは何か?その重要性
  2. 2020年のSEOにおける被リンクの効果とペナルティ
  3. 被リンクの増やし方とチェックツールの紹介

この記事を読み終われば、被リンクの基礎知識だけでなく、SEOに効果的な被リンクの増やし方がわかるので最短で検索上位に上がれる可能性もありますよ(^^)/

SEO対策における「被リンク」とは?

seo 被リンク

被(ひ)リンクとは、外部のサイトからあなたのサイトにリンクが設定されることを指します。
また、「バックリンク」や「外部リンク」も同じ意味です。

逆に、あなたから外部のサイトにリンクを設定することを「発リンク」といい、その外部サイトから見ればあなたのサイトから被リンクを受けた、ということになります。

SEO対策において被リンクが重要な理由

検索結果の上位に表示される、つまり、SEO対策においてこの「被リンク」は重要な要素として知られています。

その証拠としてGoogleはこのような発言をしています。

PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。

引用:Googleが掲げる10の事実

また、Googleのアンドレ・リパッセ氏も被リンクが、コンテンツやRankBrain(機械学習で得た情報)と同じくらい最も重要視している要素だと明かしました。

GoogleのAndrey Lipattsevが、リンク、コンテンツ、RankBrainがGoogleの検索アルゴリズムの上位3つのランキング要素であることを明らかにしました。

引用:Now we know: Here are Google’s top 3 search ranking factors

以上から、Googleは「被リンク」をこのように捉えていることがわかります。

”被リンクは「他サイトからの人気投票!」人気が高いサイトを上位表示した方がいいよね!”

2020年のSEOの被リンク効果とペナルティ

なるほど!じゃあ色んなサイトにお願いしまくって被リンク増やしまくろ!ついでに自分でもサイト作って被リンク貼りまくろ!

被リンクを増やす取り組みは重要ですが、闇雲に被リンクを増やしたからと言ってSEOに効果的なわけではありません。

Googleは優秀なエンジニアを集めた神集団なので、僕らみたいな凡人の愚策はすぐに見破られます。

ということで、SEOに効果的な被リンクとは何か?とペナルティの対象になる被リンクについて理解しましょう。

2020年、SEOペナルティの対象になる被リンク

上記で説明したように、Googleは被リンクをサイトの人気投票と捉えているので、
かつて、それを逆手にとって自作自演の被リンクを作り上位表示をするという「ブラックハットSEO」というのが流行りました。

といっても、2012年のペンギンアップデートというGoogleアルゴリズムアップデート以降、そのようなサイトは圏外に飛ばされ、ペナルティの対象となりました。

現在ペナルティ対象になる被リンクの例

  • 自作自演で設置した被リンク
  • 公序良俗に反したサイトからの被リンク
  • SEO業者に頼んで購入した被リンク(有料リンク)
  • 相互リンクなどによる大量リンク

未だにこのような被リンクで検索上位に上げようとしているサイトや、それを勧めている古いサイトがありますが、2020年にそれを実践しても意味ないどころか、99.9%圏外に飛ばされます。

正確に言えば、今でも自作自演の被リンクを短期間に集中させることで順位が上昇するらしいですが、数週間で圏外に飛ばされるようです。

2020年のSEOで重要なのは、『被リンクの数ではなく、被リンクの質』になっていると言えます。

SEOに効果的な被リンク

それでは、『質の高い被リンク』とはどのようなリンクのことを指すのでしょうか?

Googleはこのように言っています。

自分のサイトに他のサイトから高品質で関連性の高いリンクを作ってもらうには、インターネット コミュニティで自然に人気を得られるような、関連性の高い独自のコンテンツを作成するのが最も効果的な方法です。良質なコンテンツを作成すると、それが利益につながります。

引用:リンクプログラム

上記をまとめるとSEOに効果のある被リンクは以下の2つだけということになります。

Googleに評価される質の高い被リンク

  1. 関連のあるジャンルのサイトからの被リンク
  2. コンテンツの質と量、アクセス数、被リンクなどが既にある、ドメインパワーの強いサイトからのリンク

いわゆる「ナチュラルリンク」と呼ばれる、あなたのサイトの質が評価されたうえで自然に貼られる被リンクのみがSEOに効果のある被リンクです。

つまりGoogleはこういいたいわけです。

”有益なコンテンツを作れば被リンクは自然に集まりますよ!頑張れ!”

でもここは神に逆らいましょう。

いくら良いコンテンツを作ったとしても、インターネットの世界は広すぎるので、よっぽど運に恵まれていない限り何もしなければ被リンクは集まりません。

というわけで、以下で被リンクを増やす方法について解説していきます。

※質の高いサイトの見分け方や、ドメインパワーの強いサイトの見分け方などは後述の「被リンクチェックツール」で解説しています。

被リンクの増やし方:SEO効果抜群!?

被リンクを増やすには、有益なコンテンツを作っていくだけでは足りません。

良質なコンテンツがあることを大前提として、積極的にサイトの宣伝をする必要があります。

以下ではその代表的な3つの方法を解説していきます。

ナチュラル被リンクを増やす3つの対策

  1. TwitterやFacebookなどのSNSで拡散する
  2. 記事にソーシャルボタンを設置する
  3. 内部リンクを設置する
 間接的な方法になりますが、ナチュラルリンクを増やすには急がば回れです。

TwitterやFacebookなどのSNSで拡散する

2020年はSNSを使う人が増えています。TwitterやFacebookなどは無料で登録できるうえに宣伝しやすいメディアなので積極的に活用しましょう。

GoogleもTwitterの情報を参考にしていると言われているので、Twitterにリンクが貼られても被リンク扱いはなりませんが、
サイトについて言及される、いわゆる「サイテーション」の効果もあるのでSEOにおいてもバカにできません。

※サイテーションとは、ネット上でWebサイト名などを言及される行為のことを言います。リンクを貼られなくても言及されるだけでSEO効果があり、検索順位にも影響があるのではないかといわれています。

当ブログも開設当初は検索流入はほぼゼロでしたが、Twitterを同時に始めたことで初月3,000pvほどの流入がありました。

記事にソーシャルボタンを設置する

上記のことに付随して、記事の中にソーシャルボタンを設置することも重要です。

seo 被リンク

ソーシャルボタンを設置するだけで、SNSで拡散されたり、ブックマークがついてそこから被リンクがつくことも良くあります。

案外バカにできない機能なのでできるだけ設置するようにしましょう。

内部リンクを設置する

内部リンクとは、自分のサイトの別記事にリンクを貼ることです。

内部リンクを上手く貼ることで間接的に被リンクを増やすことにもつながります。

例えば、SNSでバズったり、検索上位に上がって流入の多い記事があったとします。

その記事から上位表示を狙いたい記事に内部リンクを貼ることで、そのアクセスを流すこともでき、多くの人の目に触れるので被リンクを得る可能性も高まります。

また、内部リンクでも被リンクと同様に、記事から記事へSEO評価を受け渡すことができるとも言われています。

案外、この内部リンクを上手く使っているサイトは少ないので、できるだけ内部リンクを貼り、サイト全体の評価を高める努力をしていきましょう。

※内部リンクは関連のあるものだけ貼るようにしましょう。

被リンクチェックツール:SEO対策にも

seo 被リンク

あなたのサイトにどのようなサイトから被リンクがあるのかを調べる「被リンクチェックツール」を紹介します。

被リンクをチェックする理由は、悪質なサイトや低評価のサイトからの被リンクにいち早く気づく必要があるからです。

冒頭で解説したように、現在の被リンクは数よりも質が重視されているので、質の低いサイトからの被リンクを見つけたらGoogleサーチコンソールで削除依頼することも可能です。

被リンクチェックツール3選

  1. Googleサーチコンソール
  2. MOZ Link Explorer
  3. MOZ Bar

どのツールでも 被リンクを正確に把握することはできません。なので、チェックするツールによって被リンクの数などが変わります。あくまで参考程度と思って確認しましょう。

Googleサーチコンソール:被リンクチェックツールその1

seo 被リンク

Googleサーチコンソール」にアクセスして、左メニューの少し下にスクロールしたところに「リンク」という項目があるのでそこをクリックしましょう。

「被リンクの総数」と「どのサイトから被リンクをされているのか」がわかります。

「外部リンク」というのが被リンクと同じ意味になります。

ただ、Googleサーチコンソールで分かる被リンクは「nofollowタグ」がついているものも表示されます。つまり、SEO効果のない被リンクも多く表示されています。

なので、この外部リンク数が多いからと言ってSEO評価が認められているとは考えないようにしましょう。

Googleサーチコンソールに登録していない方は以下の記事を参考にしてください。

『Googleサーチコンソール』とは|初心者に解説【登録、設定、使い方】

続きを見る

MOZ(Link Explorer):被リンクチェックツールその2

seo 被リンク

SEOに関する大手メディアの「MOZ Link Explorer」では無料会員登録のみで、
SEOに効果のある被リンクがどのくらいあるのかを知ることができます。

無料版だと1カ月に調べられるのは10URLまでですが、そんなに調べることもないと思うので、月の終わりに自分の被リンク状況と競合サイトの被リンクの状況を合わせて確認すれば無料版でも十分だと思います。

MOZ Bar:被リンクチェックツールその3

またMOZには「MOZ Bar」と呼ばれるGoogleクロームの拡張機能もあり、
ネットサーフィンをしながら競合サイトの簡単なサイト情報を確認することができます。(もちろん自分のサイトも確認できます)

seo 被リンク

MOZ Barで分かること

  • PA(ページオーソリティ):その記事単体の強さの数値
  • DA(ドメインオーソリティ):ドメイン自体の強さの数値
  • 被リンクの数とスパムスコア

これだけのことが手軽にわかるので、まだ導入していない方にオススメです。

※スパムスコアが簡単にわかるので、あなたのサイトに被リンクをしているサイトが悪質なサイトかどうかの基準にも使えます。

2020年:SEO対策の被リンク効果まとめ

seo 被リンク

では、最後に被リンクについてまとめるとこのようになります。

被リンクについてのまとめ

  • 被リンクとは、外部サイトからのリンクの事で、SEOに重要な要素
  • 被リンクは数より質が大切!スパムリンクを減らしてナチュラルリンク獲得を目指そう。
  • SNSで拡散する(サイテーション効果)ことがSEO対策にも有効。
  • 被リンクチェックツールを使って、自他のサイトの被リンク状況をチェックする癖をつけよう。

2020年現在も被リンクは重要な要素とされていますが、結局は良質なコンテンツを作っていなければ意味はありません。

地道に質の高いコンテンツを作り、SNSなどで宣伝をすれば確実に被リンクは集まるので、じっくりサイトを作り上げていきましょう!

良質なSEOコンテンツを作る方法は以下の記事を参考にして下さい。

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