こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
SEO歴は3年ほど。
本記事の内容
- 検索ボリュームの目安について
- 検索ボリューム「以外の」3つの目安
- 半年間は弱者に徹しよう
ブログ開設したばかりだとドメインパワー(※)が弱くて、
良質な記事を書いても上位に上がりにくいです。
※ドメインパワーとは簡単に言えば、Googleからのサイト全体の評価のこと。
なので、月間検索ボリュームなどを目安に戦略的にキーワードを選ばないと、
全く順位も上がらずアクセスも来ないことになります。
ブログ初心者は「初心者でも勝てるキーワード」を探してコツコツ記事を書くことで、
Googleからの信頼度が上がり「結果的に早く」アクセスを集めることができますよ。
まずは弱者の戦略に徹しましょう。
※月間検索ボリュームはGoogleキーワードプランナーを使って調べましょう。
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キーワードプランナー検索ボリューム詳細表示方法【有料200円】
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検索ボリュームの目安。ブログ初心者の『弱者の戦略』
検索ボリュームの目安の結論としては、
月間検索数が100〜500以下くらいが、ブログ開設初期でも無理なく狙える範囲です。
検索ボリュームは目安でしかない
上記の通りブログ開設初期の段階で狙うべき検索ボリュームの目安は100以上500以下くらいですが、その理由は「競合サイトが少ない可能性が高いから」です。
つまりこういうこと。
- 月間検索数が1,000だとしても、競合サイトが少なければ上位を狙える
- 月間検索数が30だとしても、競合サイトが多ければ全く順位が上がらない
こんな感じで確かに月間検索数が100〜500のキーワードはブログ初心者でも狙いやすいですが、
キーワード自体に競合が多かったら、狙うべきではないです。
飽くまで「目安」として月間検索数を見て、
更に違う目線からキーワードを選ばなければ、ブログ開設初期に上位を狙うのは難しいです。
検索ボリュームの考え方
ちなみに、月間検索ボリュームが100のキーワードを例として、
1位を取った場合どのくらいアクセスがあるかは、以下の方程式でざっくりわかります。
キーワードプランナーで月間検索数100というのは、
Googleで検索する人が1ヶ月100人くらいということ。
その他に、Yahoo!などほかの検索エンジンでも検索されるので×2倍くらい、
つまり月間200人が検索するということ。
検索1位になるとクリック率が30%くらいなので、
200人の30%で、1ヶ月に約60人がアクセスしてくれると予想できます。
※キーワードやタイトルの付け方によってクリック率は変わるのでこの数値とズレることも多いですが、目安としてはだいたいこんな感じです。
検索ボリューム以外の3つの目安
検索ボリュームは目安に過ぎないことは、
上記だけで理解できたかと思います。
それが下記3点。
- キーワードプランナーの競合性
- Mozのドメインパワー(オーソリティ)
- 記事の質
検索ボリュームでおおよそのキーワードを絞ったら、
更に上記の目安から狙うべきキーワードを決めていきます。
目安1:キーワードプランナーの競合性
キーワードプランナーの「競合性」を目安に入れましょう。
例:検索ボリューム 目安
- 月間検索ボリューム:210
- 競合性:低
- インデックス数:1
この競合性というのは、このキーワードで「広告を出稿する場合」の競合性のことです。
ブログ初心者のかたは、
競合性が「低」の、インデックス数が0に近いキーワードが狙い目です。
目安2:Mozのドメインパワー(オーソリティ)
続いて目安にするのが、
上位10サイトのドメインパワーです。
なので上位10サイトが、
ドメインパワーが強いサイトばかりだと狙うべきではありません。
ドメインパワーはGoogleChromeの拡張機能である、MozBar(モズ・バー)で簡単にチェックができます。
MozBarを導入すると簡単に下記の数字がわかります。
- PA=ページオーソリティ(記事単体のパワー)
- DA=ドメインオーソリティ(サイト全体のパワー)
さらに目安となる数値は下記。
- DAが1〜10=ドメインパワー弱い
- DAが10〜20=ドメインパワー中堅クラス
- DAが20〜40=個人サイトなら強い
- DAが40以上=企業サイトクラス
ブログ初心者は上位10サイトの中に、
DAが10以下のサイトがあるか、ないかを目安にしましょう。
例:[検索ボリューム 目安]の上位サイトのDA
[検索ボリューム 目安]の上位10サイトの中には、DAが10以下のサイトが3つありました。
だいぶ狙いやすいキーワードだと判断して、僕もこの記事を書いてるわけです。
目安3:記事の質
上記まで確認できればブログ初心者でも十分狙えるキーワードですが、
更に上位サイトの記事の中身を確認すると確信が深まります。
質の低い記事の特徴をざっくりいうと、こんな感じ。
- タイトルが魅力的ではない(クリックされなさそう)
- 書き出しが魅力的ではない(読み進めたくならない)
- 2,000文字以下など、情報量が少なすぎる
- 結論がわかりにくく、全体的に読みにくい
一概には言えませんが、上記のような記事は質が低いと判断できます。
というか、そのキーワードに対する知識を持っていれば、
記事の質が低いかどうかは簡単に判断できますよね。
そもそもの大前提として、
キーワード選びはあなたが得意で詳しい分野から選ぶものです。
その場合は大前提を見直して、
得意なキーワードを決めるところから始めたほうが良いかもですね。
検索ボリュームを目安にキーワード選定をする方法:まとめ
最後に、まとめます。
ブログ初心者が検索ボリュームを目安に、キーワード選定する方法です。
- 大前提:自分が詳しい(or好き)なキーワードを選ぶ
- 月間検索ボリュームが100〜500くらいを目安にチョイスする
- その中から競合性が低いキーワードを選ぶ
- 検索して上位10サイトのDAをチェックする(DA10以下のサイトが、あるかないか)
- 記事の質を確認して、勝てるように記事を書く
上記の感じですね。
とはいえ、
検索ボリュームやDAの値など、数字で見えるところは1つの側面に過ぎません。
飽くまで「目安」として考え、本質を捉えましょう。
重要なのはそのキーワードに対して、どれだけ他のサイトより詳しく、わかりやすく、オリジナリティを含めて書けるかです。
そしてDA(ドメインパワー)=Googleからのサイトの評価によって、上位表示にかかる時間が変わるということですね。
半年間は弱者の戦略に徹しよう
ブログを開設してから半年間は、ドメインパワーが弱すぎて、
どのキーワードでもほぼほぼ上位表示されません。
仮に競合サイトがゼロなら、開設初日でも1位になれます。
つまりそういうこと。
そんな美味しいキーワードはそう簡単にはないので、地道に穴を探して、
とにかく書いていくしかないです。
そこからアクセスがあって、しっかり読まれることで、
Googleからの評価が上がり、さらに上位表示がしやすくなります。
最初から競合が多いキーワードを書くとアクセスが無く、Googleからの評価も上がりにくいので、
ブログ開設から半年間は、今回ご紹介した「弱者の戦略」がおすすめというわけです。
ドメインパワーが上がれば検索ボリュームを気にせずに記事を書けるようになるので、早くその状態になりたいなら、まずは競合の少ないキーワードを狙いましょう。
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今回は以上です!