こんな悩みに答えます。
こんにちは、ショーイ(@shoi_ss)です。
SEO歴2年以上、この副業ブログは開設3ヶ月で3万PVほどでした。
ブログ初心者が「開設直後でもアクセスを増やす」本当の競合調査方法を解説します。
本記事の内容
- なぜ競合調査ツールは意味ないのか。その理由。
- ブログ開設直後にやるべきキーワード選定方法
- ブログ開設直後でもアクセスを伸ばす本当の競合調査方法
ブログを新規ドメインで取得した場合、
最初から検索アクセスを増やすことは難しいです。
そこで、ブログ開設直後でも検索アクセスを増やす本当の競合調査方法を解説します。
はっきり言って「めちゃくちゃ大変」ですが、
ヤミクモに記事を書き続けて1年アクセスが無いよりはマシです。
なぜブログの競合調査ツールは意味ないのか?
実は、僕自身が「有料の競合調査ツール」を使ったことがあります。
その経験から、なぜそのようなツールが意味ないのかを簡単に解説します。
有料の競合調査ツールを使ったけど無駄だった
僕が使ってみた有料の競合調査ツールはこんなものでした。
狙っているキーワードを入力すると、
上位表示されているサイトの以下のような数値が一覧でわかります。
- 個々の記事の「文字数」とその平均
- 記事内に含まれる「キーワードの比率」
- 上位表示サイトの「共起語」(よく使われている単語)
- 「見出しの文言」の一覧表示
- キーワード全体のインデックス数(記事数)
- その他いろいろ
ようは無料で調査できることを、一括自動でやってくれるといったツールです。
その数値から競合の強さや、記事の書き方を考えるわけです。
ですがこれには多くの問題がありました。
オリジナリティが出ない
現在のGoogleのアルゴリズムは「独自性」を重視しています。
つまり、上位表示されているサイトをいくら分析したところで、
似たような記事しか書けないので意味ないということ。
ブログを開設したばかりならなおさら。
むしろ、競合をさらっとチェックして「自分にしか書けない記事」を書いた方が、
上位表示されることに気づきました。
つまり、このツールは大して役に立っていません。
数値で図れる範囲のことしかわからない
上記の通り「ツール」でできることは、 数値で図れる範囲のことだけ。
本当に大事なのは「検索ユーザーの検索意図に答えること」なので、 キーワードの比率とか文字数とか共起語とか考える必要なんてないんですよね。
むしろ、このようなツールを使うことで「本質から外れた記事」を書く可能性の方が大きいです。
地道に、競合サイトを「目視」で調査するほうがいい
そこで僕が行き着いた答えは「やっぱり目視で競合調査すべき」ということです。
こういったことは現存する競合調査ツールではできません。
かなり高精度のAIを搭載したツールでもできない限り無理でしょう。
もちろんこの調査方法は時間がかかります。
とはいっても、これくらいやらなければブログ初心者が最初から上位表示を狙うのは難しいです。
ですが、ブログ初心者はドメインの力も信頼性も弱いので、
まずは競合が弱い、または少ないところを優先的に攻める必要があります。
以下では実際に僕がやっている競合調査の具体的方法を解説します。
ブログ初心者の具体的なキーワード選定方法
競合調査の具体的説明に入る前に、まずはざっくりとしたジャンルを決めましょう。
キーワードは膨大にあるので、ある程度ジャンルを絞らないと、
競合調査だけで人生終わります。
ブログで発信するジャンルを決める
まずはブログで発信するジャンルを3つ程度に絞りましょう。
どうしても絞れない場合は「雑記ブログ」でもOKです
以下の記事でブログのテーマの決め方などを解説しています。
-
ブログ初心者のテーマの決め方【結論:迷ってる時点で「雑記」決定】
続きを見る
-
【戦略必須】アフィリエイトブログの内容の決め方【たった3ステップ】
続きを見る
ざっくりとしたテーマでキーワード選定をする
ジャンルを決めることができたらその中から、
関連キーワードを抽出して、競合調査をしていきます。
具体的手順は以下の通り。
- ラッコキーワードで関連キーワードを調査する
- キーワードプランナーで月間検索数を調査する
- 3語キーワードを中心に競合の弱いキーワードを探す
やり方は簡単でシンプルですが、時間はかかります。
3語キーワードとは?
3語キーワードとは、3つの単語からなるキーワードのことです。
具体例で言えばこんな感じ。
- 1語キーワード:「副業」
- 2語キーワード:「副業 在宅」....
- 3語キーワード:「副業 在宅 スマホ」「副業 在宅 安全」....
ブログを始めたばかりの初心者は、まずこの3語キーワードから書くべき。
なぜなら、2語キーワードはほぼ100%競合が強いから。
3語キーワードは検索数こそ少ないですが、その分競合も少ない場合が多いです。
最初はコツコツアクセスを集めるべきなので、3語キーワードの競合が少ないモノを優先的に書きましょう。
具体例で解説
では、発信するジャンルが「副業」とした場合を例に、解説していきます。
まずはラッコキーワードで、副業と入力して関連キーワードを抽出します。
1回入力するだけだと、このように2語キーワードしか出てきませんね。
2語キーワードの「リロードアイコン」をクリックすることで、さらに3語キーワードも見ることができます。
そしたらこれを、キーワードプランナーにかけて月間検索数をチェックします。
→キーワードプランナーの登録方法
→キーワードプランナーの詳細表示方法
あとは月間検索数が100以上のキーワードを、一つ一つ競合調査してくだけです。
ぶっちゃけ、大変です。
でもコツを掴めばサクサクできます。
どこを見て競合調査をすればいいのかを解説します。
ブログの「競合調査」具体的3つの手順
では3語キーワードを抽出して、その先の競合調査の具体的手順を解説します。
- MozBarを使い「ドメインの強さ」を見る
- 記事タイトルにキーワードが入っているかを確認する
- 記事の質を見る
上記の3ステップで競合調査をしていきます。
MozBarで「ドメインの強さ」をみる
GoogleChromeの拡張機能であるMozBarを使って、簡単にドメインの強さを見ることができます。
MozBarを導入した状態で検索結果を見ると、下記のように「ドメインの強さ」がわかります。
DA(ドメインオーソリティ=ドメインの権威性)がドメインの強さになります。
DAが10前後のサイトが複数上位表示されていれば、競合が弱い可能性が高いです。
逆に上位サイトすべてのDAが20〜30以上の場合、ブログ初心者は狙うべきではないです。
無料ブログやnoteなどが上位表示されていればチャンス
無料ブログやnoteなどはDAが高いです。(60〜90くらい)
ですが、無料ブログやnoteの記事の質は低い場合がほとんどなので、
上位表示に無料ブログが多い場合は逆にチャンス。
無料ブログの中にも質の高い記事はありますが、複数ある場合は競合が弱い可能性が高いと判断できます。
記事タイトルにキーワードが入っているかを確認する
DAを確認して競合が弱そうだと判断したら、まずは記事タイトルにキーワードが含まれているか確認しましょう。
簡単に調査するには「Control+F」で単語を入力すると早いです。
(※ショートカットキーは設定によって変わります)
記事の質を確認する
DAが10前後のものが多く、狙っているキーワードを含まないタイトルの記事が多いなら、
最後にざっと記事の中身を確認します。
1位〜3位(または5位)くらいの記事を見ればOKです。
ざっと見たときに以下の部分を見てみましょう。
- 上位表示されている文字数が2,000文字以下→内容が薄いと判断できる
- 文字装飾も段落分けもしていない→内容があっても離脱者が多い
- 結論が不明瞭でわかりにくい
こんな感じで記事の質を確認します。
慣れればパッと見ただけで判断できるので、案外時間はかかりません。
お宝キーワードを見つけたら質の高い記事を書くのみ
これで競合調査は終了です。
あとは質の高い記事を書くのみ。
以下の記事を参考に記事を書けば、上位表示する可能性はかなり上がると思います。
-
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やることはシンプルですが、競合が弱いキーワードを見つけるのは大変です。
時間もかかります。
特にブログ開設直後はどうしてもGoogleから評価されないので、
いくら質の高い記事を書いても、競合が強いと一切アクセスが集まりません。
上記の方法で競合が弱いキーワードを見つければ、
早い段階でアクセスを集めることができるのでやってみてください。
まとめ:ブログ初心者はキーワード選定と競合調査が命です。
最後に、ブログ初心者がやるべきキーワード選定と競合調査の方法をざっくりまとめます。
キーワード選定の方法
- 発信するジャンルをある程度絞る
- ラッコキーワードで関連キーワードを抽出する
- 3語キーワードを中心に調査する
- キーワードプランナーで月間検索数100以上のものだけ競合調査する
競合調査の方法
- MozBarを使い、DAが10前後 のサイトが複数上位表示されている
- 記事のタイトルにキーワードが含まれているかを確認
- 記事の質をざっと確認
1個のキーワード調べるのは簡単にできますが、競合の弱いキーワードを探し当てるのは時間がかかります。
2,3時間調査しても見つからないなんてこともあるくらいです。
キーワード選定と競合調査で1日潰してもいいくらい大切なので、めんどくさがらずにやりましょう。
ドメインの強さが上がれば、ここまで細かい競合調査をする必要はなくなります。
それまでは地道にアクセスを集める努力が必要ですね。
今回は以上です!
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