- noindexタグって何?nofollowタグと違うの?
- noindexタグの使い方が知りたい!
- noindexタグの設定方法(書き方)ってどうやるの?
こんな悩みを解決する内容になっています。
noindexタグについてしっかり理解していれば、検索エンジンから評価されるサイトを作ることが可能です。
なぜなら、インデックス最適化にとって最も重要な施策の一つでもあり、本文で紹介するようにnoindexタグを使ったことで検索からのアクセスが2倍になったなんて事例もあるからです。
本記事の内容
- noindexタグの意味や使い方
- noindexタグの初心者でも簡単にできる設定方法
- 知っておくと便利な基礎知識
WordPressを初心者の方はまだ使う機会が少ないと思いますが、早めに知っておくことで検索エンジンから評価されるブログを作る基礎がわかりますよ!
WordPressのnoindexタグとは:nofollowタグとの違い
「noindex(ノーインデックス)」タグとは、
指定した記事をGoogleの検索エンジンにインデックスさせないように指示するmetaタグ(メタタグ)のことです。
[aside] 補足説明
metaタグとは簡単に言えば、検索エンジンに支持する記号のようなものです。[/aside]
つまり、noindexタグを設定すると、検索結果にその指定した記事が表示されなくなる、ということです。
検索エンジンに表示されるまでには、
「記事がクロールされる」⇒「記事がインデックスされる」⇒「ランキング付けされて表示される」という段階があります。
この2番目の行動を止めるための設定が「noindexタグ」の役割ということになります。
[aside] 補足説明
更に詳しく検索エンジンの仕組みを学びたい方は以下の記事を参考にしてください。
⇒検索エンジンの仕組みを学ぶ
[/aside]
noindexタグとnofollowタグの違い
noindexタグの意味は大まかに理解できたかと思いますが、似ているmetaタグの中に「nofollow(ノーフォロー)」タグというものがあります。
ごっちゃにならないように軽く説明しておくと、
「nofollowタグ」とは、クローラーにページ内のリンクを辿らせず、リンク先にページの評価を渡さないために指定するmetaタグのことを指します。
この記事では「noindex(ノーインデックス)タグ」について解説しますので、
間違わないようにしてくださいね(^^)/
noindexタグの重要性と効果:どんなときに使うのか?
[voice icon="https://shoiblog.com/wp-content/uploads/2020/04/computer_password_wasureta.png" name="Wordpress初心者" type="l"]noindexタグは記事をインデックスさせないことか。でもなんで、そんなことしなきゃいけないの?
[/voice]
結論から言えば、
「質の低い記事」をインデックスさせないことでサイト全体の評価を上げるためです。
なぜなら、Googleもこのような発言をしているからです。
低品質なコンテンツがサイトの一部にしか存在しない場合でも、サイト全体の掲載順位に影響を与えることがあるということにご注意ください。
引用:良質なサイトを作るためのアドバイス(Google Webマスター向け公式ブログより)
また、SEO情報の大型サイトとして有名な「SEO検索エンジン最適化」というサイト内の記事でも、noindexタグの施策を実施したことにより、検索流入が増大したという結果が出ています。
このように、自分のブログやサイトの中で低品質と判断できるものは積極的にnoindexタグを使っていくことがSEO対策として重要なことがわかると思います。
noindexタグをつけるべき「質の低い記事」とはどんなもの?
[voice icon="https://shoiblog.com/wp-content/uploads/2020/04/computer_password_wasureta.png" name="Wordpress初心者" type="l"]「質の低い記事」って、そもそもどうやって判断したらいいの?
[/voice]
「質の低い記事」とは、大雑把に言えばユーザーと検索エンジンにとって価値のない記事のことです。
例えば下記の通り。
- 自分語りをしているだけの記事
- キーワードのニーズにあっていない記事
- オリジナリティのない記事
- サイトのジャンルとかけ離れている記事
もちろん、自分の思うままに書くためだけのブログや、雑記ブログのように気の赴くままに書くブログを作成しているのなら、それはそれでいいと思います。
ですが、「検索の上位に上げてアクセス数を増やしたい」というのが目的なら、
こういった記事は、noindexタグをつけたり、削除したり、他のドメインに移した方がいいでしょう。
その他の「質が低い記事」に関しては、Googleによる「品質に関するガイドライン」などを参考にして、質の低い記事やペナルティ対象となる記事はどのようなものなのか学んでおくと参考になると思います。
WordPressブログの「noindexタグ」の書き方・設定方法
それでは、具体的な「noindexタグ」の書き方や設定方法を解説していきます。
noindexタグの書き方・設定方法には主に2つの方法があります。
- HTML編集で<head>内にmetaタグを記載する方法
- WordPressのプラグインを使う方法(チェック入れるだけ)
2番目の方がブログ初心者の方にとっては簡単だと思うので、
1番目の方法が良くわからない方は2番目の方法を実践してみましょう。
noindexタグのHTMLの書き方
こちらの方法は、わかる方には簡単にできる方法ですが、
Wordpress初心者の方にとってはちょっと難しいと思うので、そういった方は2番目の方法を使ってください。
一つ目の方法は、noindexさせたい記事の<head>セクションに以下のHTMLコードを追加するだけです。
[aside type="boader"] <meta name=”robots” content=”noindex”>[/aside]
プログラミングの知識が少しあるだけで簡単に行える作業です。
この後に紹介する方法はWordpressプラグインの「All in One SEO」を使うのですが、
プラグインを極力使いたくないという方はこの方法をつかってnoindexタグを追加していきましょう。
WordPressプラグインでのnoindexタグの書き方(追加方法)
2つ目のnoindexタグを追加する方法は、Wordpress初心者の方でも簡単に行うことができます。
それはWordpressプラグインの「All in One SEO Pack」を使う方法です。
ここでは、「All in One SEO Pack」のnoindexタグの設定の部分だけ解説していきます。
[aside] 補足説明
「All in One SEO Pack」の全体的な設定をやりたい方は以下の記事を参考にしてください。
⇒「All in One SEO Pack」の設定方法を徹底解説!
[/aside]
「All in One SEO Pack」でnoindexタグの設定をする方法
まずは、プラグインの「All in One SEO Pack」をインストール、有効化します。
すると、Wordpress管理画面の上部に「All in One SEO」と表示されているのでそれにカーソルを合わせて「一般設定」をクリックします。
この一般設定の画面を下にスクロールしていくと「Noindex設定」という項目があります。
(結構下の方です)
上記のチェックを入れている項目は「インデックスされる必要はないけど読者に有益なページ」です。
一応、当ブログがチェックを入れている項目を簡単な理由も含めてまとめておきます。
noindexにチェックしておくべき項目(とその簡単な理由)
[aside type="boader"]
- 日付別アーカイブにnoindexを使用する⇒雑多な自動生成ページと判断される可能性があるから
- 投稿者アーカイブにnoindexを使う⇒同上
- タグアーカイブにnoindexを使用する⇒同上
- 検索ページにnoindexを使用する⇒検索エンジンには有益なページと判断されないから
- 404ページにnoindexをしようする⇒同上
- ページ/投稿のページ送りに noindex を使用する⇒同上
[/aside]
ここのチェックが完了したら、
必ずページの一番下にある「設定を更新」ボタンを押すようにしましょう。
あとはnoindexタグをつけたい記事でチェックを入れるだけです。
WordPress管理画面のメニューからnoindexタグを付与したい記事編集画面を開きます。
本文入力をする下に「All in One SEO Pack」の編集部分があります。
上の画像のように「この固定ページ/投稿に noindex を使用する」というところにチェックを入れ、
記事を公開したり更新をすればその記事にはnoindexタグが付与されたことになります。
めちゃくちゃ簡単ですよね!
Googleサーチコンソールでインデックス数を確認する方法
Googleサーチコンソールを使えば、ブログの記事がどのくらいインデックスされているのか?を知ることができます。
[aside] 補足説明
Googleサーチコンソールに登録をしていない方は以下の記事を参考にしてください。
⇒Googleサーチコンソールの登録法と使い方
[/aside]
Googleサーチコンソールにアクセスしたら、左側のメニューから「ガバレッジ」をクリックします。
「有効」というところを見ればブログ記事がどのくらいインデックスされているかを知ることができます。
ですが、noindexタグを付与すると上記の画像のように「エラー」と表示されることがあります。
この解決方法も簡単に解説しますね。
「送信されたurlにnoindexタグが追加されています」の改善方法
先ほどの画面を下にスクロールすると、「詳細」という項目があります。
記事にnoindexタグをつけると上の画像のように、
「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」と表示されることがあります。
そしてそこをクリックすると、どのページがエラー扱いになっているのかを見ることができます。
もしあなたが任意にnoindexタグをつけているのならこのままでも問題はありません。
ですが、noindexタグをつけた覚えがなく、
インデックスさせたい記事なのにこのような表示がある場合はnoindex設定を解除して対処するようにしましょう。
「エラー」をどうしても解除したい場合
また、自分でnoindexタグをつけたけどエラーと表示されるのが何となく嫌、という方はサイトマップを見直しましょう。
サイトマップを送るのにプラグイン「Google XML sitemap」を使ってるいる場合は、
「基本的な設定」の中の「HTML形式でのサイトマップを含める」という項目のチェックを外しましょう。
設定が完了したら、
サーチコンソール側で「修正の検証」ボタンを押すと1週間程度でこのエラー表示が改善されますよ!
noindexタグのその他の注意点
最後にnoindexタグに関する注意点3つを紹介します。
- noindexはインデックスをしない設定であって「クロール」はされる
- 既にインデックスされている記事にnoindexを使ってもすぐに削除されるわけではない
- noindexされた記事のSEO効果はそのまま残る
noindexはインデックスをしない設定であって「クロール」はされる
冒頭でも解説したように、検索エンジンは記事をインデックスする前の段階にクロールする(記事内容を読み取る)という段階があります。
つまり、noindexタグをつけたからと言って検索エンジンがクロールすることを止めているわけではありません。
クロールもされたくない記事なら「robots.txt」という方法でクロールを止めましょう。
既にインデックスされている記事にnoindexを使ってもすぐに削除されるわけではない
既に記事を公開していてインデックスもされている記事にnoindexタグをつけてもすぐにインデックスから削除されることはありません。
数週間から数カ月かかることもあります。
なので、すぐにインデックス削除をしたいならGoogleサーチコンソールでインデックス削除依頼をするようにしましょう。
方法は簡単で、Googleサーチコンソールにアクセスして左のメニューから「削除」をクリックして、右側にある「新しいリクエスト」から削除したいURLを入力して送信するだけです。
これを使えば数日以内にすぐにインデックスを削除することができます。
noindexされた記事のSEO効果はそのまま残る
そのサイトから見れば質の低い(関連性の低い)記事と判断してnoindexを設定しても、その記事からのアクセスはもちろん、SEO効果もそのまま残ります。
なので、その記事に被リンクがついていたり、記事内から内部リンクをしているのなら
サイト全体のSEOのためにも削除せずそのままにしておくことがベストです。
noindexタグは便利ですが、使い方には気をつけましょう
では、最後にnoindexタグに関する知識をまとめるとこのようになります。
- noindexを上手く使えば検索エンジンからの評価が高まりアクセスも増える
- noindexタグはプラグインの「All in One SEO Pack」で簡単に設定できる
noindexタグは検索エンジンからの評価を得るために重要な設定ですが、
インデックスさせたい記事や上位表示されている記事などに誤ってつけてしまうと大変なことになります。
noindexタグに限らずですが、タグの使い方や意味をしっかり理解してサイトの質向上に役立てましょう!
その他ブログの内部対策などは以下の記事にまとめているので参考にしてください!
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それでは、よいブログライフをお送り下さい(^^)/
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