こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
「人生は勉強の連続って、最高じゃん。ヤッフー」な男です。
勉強を楽しめない人が多すぎるので、
人生は勉強の連続であることが、なぜ最高なのかについて解説します。
そして勉強の本当の意味を知らないくせに、
「勉強をしろ」という大人はもっと嫌いです。
本記事の内容
- 「人生は、日々勉強」は、なぜ最高なのか。
- 「勉強しろ」という大人は、何もわかっていない件。
- 勉強を楽しみ、人生を楽しむ3つの方法
勉強の楽しさを「思い出し」、自ら進んで学べるようになれば、
勉強しない人や、勉強をイヤイヤ取り組んでいる人をごぼう抜きできます。
あなたは楽しんでるだけなのに、人生イージーモード化しますよ。
死をふせぐことよりも、生きさせることが必要なのだ。生きること、それは呼吸をすることではない。活動することだ。
もっとも長生きした人とは、もっとも多くの歳月を生きた人ではなく、もっとも人生を体験した人だ。引用:ルソー「エミール」
「人生は、日々勉強」は、なぜ最高なのか
結論としては、
勉強をすることは、人間が持つ自然の本能であって、快楽ですらあるから。
強制する側に、回らないように。
そもそも人は、本能的に学ぶシステムが付いている
赤ちゃんを見れば一目瞭然ですが、
人は強制されなくても学びます。
コレ以上の説明、必要ないですよね。
勉強という言葉がない時代の人間は、もっと頭が良かった
もう1つ理由を持ってくるとしたら、
勉強なんて言葉がない時代の人達は、もっと発達した脳を持っていたということ。
そしてあの長ったらしい神話とかも、全て口頭での伝承でした。
六法全書くらい余裕で暗記したことでしょう。(知りませんが)
まぁ現代の人達は、頭を使えなくなってるので無理ですよね。
勉強の本質は、好奇心。そして、必要性。
勉強の本質(意欲の源)は、好奇心と、必要性です。
好奇心とは、「未知のものに対する興味」ですね。
幼稚園児を見てればわかりますが、
興味と必要性に基づいて、どんどん学んでいきます。
ですが勉強の意味を忘れた大人たちはこう言います。
- そんなことはやるべきじゃありません!ケガしたらどうするの!?
- それはダメだって言っただろ!失敗するに決まってる!
- 何やってるの!?恥ずかしいと思わないの!?
- もっと将来の事を考えて、勉強しろ!
こんな感じで、せっかく楽しく学んでいたのに、
大人の強制という魔の手が忍び込んできて、本来の学習システムを潰していきます。
必要性とは
もう1つ勉強の源になるのは、その環境における必要性です。
例えば、日本語をしゃべる両親なら、子供は両親に助けてもらわなければいけないので、強制されなくても日本語を学びます。
強制されずとも「こういう言葉を発すれば、親はこう反応する」ということを自力で学び、身につけていくわけです。
なぜならそれは、自分にとって必要なことだから。
子供の頭は柔軟なので、ある程度は覚えるかもですが、
はっきり言って使い物になりません。むしろ、害悪。
ここで大人が「英語は将来役に立つから、頑張って学びなさい」とかいうクソ強制をすることによって、
子供は、学ぶことは苦痛であり、興味も必要もないことも我慢して学ばなければいけない「ということを学ばされます。」
※「必要性のないことを学ぶことは、必要なんだ」と無理やり自分に思い込ませているわけです。
こうやって次々と、内なる声(自分の興味や欲求)が聞き取れなくなった、
勉強嫌いの大人が量産されていきます。
- 人生でやりたいことがわからない
- 自分が得意なことが見つからない
こういう人が増えるわけです。
社会状態にあって自然の感情の優越性を持ち続けようとする人は、何を望んでいいかわからない。たえず矛盾した気持ちをいだいていて、いつも自分の好みと義務との間を動揺して、決して人間にも市民にもなれない。自分にとっても他の人にとっても役に立つ人間になれない。それが現代人だ。そんなものはなににもなれない。
引用:ルソー「エミール」
「勉強しろ」と言う大人は、何もわかっていない件。
子供には子供の世界の勉強があるのに、大人は大人の世界の勉強を強制します。
そのくせ社会人になると「自発的に学びなさい」とくる。
コレじゃ頭がこんがらがる人がいて、当然ですよね。
子供は遠い未来のことなんて興味ない
子供は将来なんて興味ありません。
興味があるのは「今」目の前にあることのみ。
その大事な段階を、見事にすっ飛ばす人ばかり。
大人は、挑戦する子供を押さえつけ、
「失敗してもいないのに」失敗を避けるための勉強を強制します。
別に、死にゃぁしないのに。
当然子供は勉強する意味を感じません。
しかも挑戦して失敗することは悪いことで、怖いことだと感じるようになります。
失敗という経験をさせてもらえない子供は、
挑戦することも怖くなり、勉強も嫌いになり、人生詰みます。
「今」に集中できない大人たち
何かを学ぶには、集中力が不可欠です。
先述の通り、これは人に本来備わっている性質です。
ですが、強制によって「今」から引き剥がされてきた人達は、
必要性のない「将来」と言う名の幻想に、惑わされ続けます。
だから学ぼうと思っても身が入らないし、どれだけ努力しても、
楽しんで学んでいる人には勝てません。
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人生は、勉強の連続です。
「学ぶことは楽しいことだ」ということを、思い出しましょう。
勉強が嫌いなままなのは、本当にもったいないです。
自然人は自分が全てである。彼らは単位となる数であり、絶対的な整数であって、自分にたいして、あるいは自分と同等のものにたいして関係を持つだけである。社会人は分母によって価値が決まる分子にすぎない。その価値は社会という全体との関連において決まる。
引用:ルソー「エミール」
初めて見るものを、反射的に否定しない
勉強が嫌いになっている人の特徴として、新しいものや自分の考えにないものを、
反射的に否定する人が多いように思えます。
- ツーブロックは校則違反だ。理由は、なんとなくチャラチャラしてるからだ!
- オンラインサロンってなに?新興宗教の詐欺じゃん。
- アフィリエイトって、あの情報商材を売る怪しい商売でしょ。
こんな感じで、なんとなくどこかから聞いたことを、自分の嫌悪感と短絡的に結びつけて、あたかも全てを知ってるかのように語る感じですね。
新しいものを否定すればするほど、頭は固くなり、好奇心が埋もれていきますよ。
自分の興味を優先する
自分の興味を優先して、勉強しましょう。
役立つかどうかとか、関係なし。
好奇心に身を委ねる時間を作ることは、
勉強の楽しさを思い出す最良の手段だと思います。
世間の流行とか、狭い友達内での評判とか気にして、自分が興味のあることを口にできない、または、自分自身でもそれを否定してしまう人は多いように思います。
余談ですが、アメリカだと個性的な人は「COOL(イカすぅ〜)」と言われますが、日本だと「変な人」と呼ばれますね。
残念ですが、しゃぁーない。
なぜそれは必要なのか、本当にやりたいことかを考える
勉強嫌いな人は、
なぜそれをやるのか、または、なぜそれをやらないのかを、あまり考えません。
- 仕事だから
- 上司に命令されたから
- 社会人としての常識だから
- 親にやったほうが良いって言われてきたから
こんな感じでふわっとした理由とも言えない理由を持ち出しては、
自分の行動を正当化していきます。
なぜ、「あなたは」それをやるのか。
繰り返し自問していくことで、
少しはあなたの声を取り返せるかもです。
まとめ:人生は勉強の連続であることを楽しもう
以上、「人生は勉強の連続ですが、それって最高なことだよね。」
ということを思い出してもらうための記事でした。
今でこそ勉強好きの僕ですが、学生の頃は上記で紹介したような大人たちから抑圧されてきたので勉強が嫌いでした。
おすすめ本としては、本文でも何度か引用しているジャン・ジャック・ルソーの「エミール」です。
※ルソーは18世紀フランスの哲学者。エミールはルソーの教育論的な感じ。
10年くらい前から読んでいるので、ヤバい見た目になってますが、
今でもエミールは大好きな本です。
ブックオフとかでも安く買えるので、時間がある時にどうぞ。
生きること、それがわたしの生徒に教えたいと思っている職業だ。わたしの手を離れるとき、かれは、たしかに、役人でも軍人でも僧侶でもないだろう。かれはなによりもまず人間だろう。人間がそうなければならぬあらゆるものに、かれは必要に応じて、他のすべての人と同じようになることができるだろう。いくら運命の神がかれの場所をかえても、やっぱりかれは自分の地位にとどまっているだろう。
引用:ルソー「エミール」
今回は以上です。
よい勉強ライフをお送りください_(:3」∠)_