こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
読書好きで、年300冊以上読書しています。
本記事の結論から先に言うと、
読書をする人は、年収が高い傾向にあるのは間違いなし。
データや論文をもとに紹介します。
本記事の内容
- 読書と年収の相関関係。調査データと研究論文より。
- なぜ読書をする人は年収も高い傾向にあるのか?
- 年収をあげる効果的な読書法について【ただ読むだけじゃ稼げない】
読書と年収は相関関係がありますが、
だからといって本を読めば何もしなくても年収が上がるわけはないですよね。
なので記事後半では、
「年収を上げるための読書法」も解説しますので、是非参考にしてください。
※3分程度で読めます。
読書と年収の相関データを調査。
まずは読書と年収に「どんな相関関係があるのか」、
データや論文からみていきましょう。
読書と年収の相関に関する調査データ
出典:パーソルキャリア「今どき1000万円プレイヤーの読書事情」調査
上記データは、ハイキャリア支援サイト「iX」の調査によるもの。
簡単にまとめると下記。
- 年収1,000万円以上→ビジネス書をよく読む。次に専門書、自己啓発書。
- 平均年収の人たち→マンガ本をよく読む。雑誌も少し多い。
マンガ本は読書に入れないとすると、
やはり読書と年収には相関関係があることがわかります。
年収が高い人は書籍代に投資している
上記は総務省の家計調査のデータです。
ちょっとわかりにくいのでグラフで見るとこんな感じ。
引用:TeamHacker
年収が高くなるのに相関して、
書籍に費やす出費が増えていることがわかります。
その他調査データ
上記の調査データ以外にも、
雑誌「プレジデント」が2012年に行った調査は下記。
1002人のビジネスマンを対象にしたネットアンケートによると、「月に4冊以上本を読む」のは、年収500万円ゾーンが17.0%であることに対して、年収1,500万円ゾーンが34.6%であるとしており「約2倍の開きがある」ことがわかった。
日本経済新聞社が行った、書籍購入費の調査データは以下の通り。
年収〜400万円の平均が1,914円、年収400万円〜800万円の人は2,557円、年収800万円〜の平均は2,910円であることがわかった。
様々な調査からも、読書と年収には相関関係があり、
「読書をする人(特にビジネス書)は、年収が高くなる傾向にある」ことは間違いなさそうですね。
大富豪はさらに読書家
上記までの調査データは年収1,000万円層付近をお金持ちと定義しているので大した差が見られませんが、ホンモノの大富豪たちはさらに読書をしています。
アメリカの「Business Management Degree」の調査では、世界トップクラスの大富豪として知られるビル・ゲイツやウォーレン・バフェットなどの大富豪の読書量と、平均年収層の読書量を比較しています。
- 大富豪の「88%」が1日30分以上ビジネス書などを読む⇔年収300万以下層は「2%」
- 大富豪の「86%」が読書家である⇔年収300万以下層は「26%」
- 大富豪の「63%」が移動時間にオーディオブックを聴いている⇔年収300万以下層は「5%」
この調査データを見ると、
「よりはっきりと」読書量と年収に相関関係があるとわかると思います。
移動時間のオーディオブックなどを含め、
大富豪たちはスキマ時間も読書に当てているようですね。
子供の将来年収にも読書は関係する
パドヴァ大学の研究(※)によると、
子供の頃の読書量も将来の年収と関係があることが判明しています。
簡単にまとめると以下の通り。
- 子供の頃に学校以外で「自発的に」10冊以上読書した子供の年収は21%も高かった
- 親の職業や年収とは関係なく、読書する子供は将来高収入になる
子供の読書は学力にも関係していると言われているので、
やはり読書は重要ですね。
»【驚愕】読書しても子供の学力は上がらない!?【因果関係を調査】
なぜ読書と年収は関係があるのか
結論、読書はスキルアップに最も適しているからです。
読書はコスパがいい
年収を上げたいなら、市場価値を高める必要があります。
鬼労働して数十年かけて昇格しても、どんぐりの背比べから抜け出せず、
年収1,000万になるには相当な時間が必要です。
ですが読書をして市場価値を高めたり、稼げる市場を見極めることで、
最小限の労力で最大限の収入を得ることができます。
はっきり言って、読書以上に良質な情報は「一流の成功者との会話」くらいです。
でもそんな人脈を持っていないから年収が上がらないんですよね。
読書ならたった数千円の値段で成功者の知識や体系的な情報を学べるわけですから、
こんなに良い投資はありません。
ネットの無料情報やニュース記事で知識がついていると思っているなら、
ちょっとやばいです。
基礎知識がない人はネットを使えない
最近よく耳にする言葉ですが、半分正解で、半分間違ってます。
確かにネット上にも良質な情報は多いですが、基礎知識がない人やリテラシーのない人がネットをいくら使っても、良質な知識は増えません。
なぜなら、ネットは個人に最適化するように設計されているから。
その人が過去に検索した情報などをもとに最適化されるように作られています。
※もっと言うなら人の頭もそうですね。自分の知らないことは意識しづらいし、想像もできない。
つまり、リテラシーがない人は質の低い情報ばかり表示され、
リテラシーが高い人はさらに質の高い情報が表示されやすいということ。
自分から良質な情報にアクセスするにも基礎知識が必要なわけです。
これに気づかずに、
ネットで知識を増やしていると勘違いしている人は結構多いです。
年収を上げる効果的な読書法
年収を上げたいなら、
ただ本を読むのではなく、目的を持って戦略的に読みましょう。
くだらないビジネス本は山ほどありますよ。
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スキマ時間を有効活用して知識を仕入れ、年収を上げていきたい方は使ってみてください。
flierの評判について知りたいかたはこちら
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【悪い評判】本要約アプリ「flier(フライヤー)」本音感想【2年利用】
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音声読書でスキマ時間を有効活用する
先程も解説しましたが、大富豪と呼ばれる人達の「実に63%」が、
移動時間に音声読書サービスで読書をしていることが判明しています。
「知ってはいたけど、1回も使ったことはないな。」
という方も多いと思いますが、
だいぶ機会損失をしているのでまずは使ってみましょう。
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Audibleの感想【読書家がおすすめする、オーディブルの正しい使い方】
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幅広い知識と教養を身につける
上記は基本中の基本です。
さらに年収をあげたいなら幅広い知識、つまり教養が必要。
なぜなら、年収をあげるには「良質な人間関係が必要不可欠」だから。
良質な人間関係を作る方法は以下の3つ。
- 仕事で圧倒的な成果をあげる
- 唯一無二のスキルや能力を持つ
- 教養を身につける
①、②はもちろん重要ですが、ハードルは高めですよね。
3つ目の教養はコツコツ取り組めば誰でも身につくものです。
一朝一夕に教養を身につけることは不可能
多くの人はこう思うはず。
ですが教養とは「この本を読めば身につく」といった類のものではありません。
様々な本を読み込み、人生経験を積み、
長い年月をかけて身についていくものです。
とは言っても「最初の1冊に読む本を決められない」という方も多いと思うので、
僕のおすすめは古代ギリシャの哲学者プラトンによる著書「ソクラテスの弁明・クリトン」ですかね。
教養の基礎とも言える「無知の知」について学べます。
読書をしようとしない人は、
自分が無知であることを自覚していない人だと思ってます。
こういった「知的好奇心が教養の土台」だと思っているので、
これから読書を始めたいと思っている方は是非読んでみてください。
その他の教養を身につけるおすすめ本は下記記事で紹介しています。
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読書で教養を高める『おすすめ本(古典)10選』【初心者向け】
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今回は以上です。
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よい読書ライフをお送りください_(:3」∠)_