こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
読書歴10年、年300冊以上読んでます。古典好きです。
教養は読書だけで身につくものではありませんが、やはり読書は有益です。
読書初心者に向けて、解説します。
本記事の内容
- そもそも教養って何?読書との関係について
- 読書初心者におすすめの教養を身につける古典10選
- 読書を教養に高めるコツは、読書後の行動にあり
教養というのは一朝一夕で身につくものでもなければ、具体的にこういうものだと言えるものでもありません。
この記事で紹介することをきっかけに、教養について考え、あなた自身の答えを見つけてみてください。
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そもそも教養って何?読書との関係について
教養とは、「時代を超えても変わらない、本質的な知恵」のことです。
教養の目的と身につける方法
教養を身につける目的は、「他人や時代に流されずに、自分らしく自由に生きるため」です。
いわゆる西欧の「リベラル・アーツ」ですね。リベラルアーツ(自由になる技術)そのままの意味です。
※日本では「教養=一般的基礎知識」と捉える人も多くいます。
誰かの価値観や命令で動きたい人は少ないはずなので、「自由に楽しく生きたいなら、教養身につけようぜ」ってことです。
自由民と非自由民(奴隷)に分けられていた古代ギリシアでの「自由民として教養を高める教育」、それを学ぶことで一般よりも高度な教養が身につくものを目的としていたのがリベラル・アーツである。引用:Wikipedia
現代には奴隷制こそありませんが、いつの時代も、学ばない人は奴隷のような人生を歩むことになります。
もっと言うと教養とは「人間らしくあるための知恵」とも言えますね。
教養の身につけ方
教養を身につける方法は、様々な価値観に触れて、自分の頭で考え、人生に応用すること。
とはいっても上記の通り、教養を身につけるには、ただ読むだけではなく、そこから学んだことを自分なりに考え、行動に移さなければ意味無しです。
「読書バカの知識デブ」に教養はありません。
教養は読書じゃなくても身につきます
野球選手のイチローさんは、ほとんど読書をしないそう。
それでも彼は彼なりの人生哲学で、人生を自分らしく生きていますよね。
つまり教養がある人といえます。
このように、読書=教養ではありません。
読書は飽くまで知識に「触れる」だけ。
それ以降は自分の頭で考えられるかどうかが重要です。
学べる人は砂場からでも学びます。
能動的に読書ができれば、思考を引き上げるチカラが読書にはあると思うので、やはり読書は有益です。
ということで「教養を高める土台を作りたいなら」読書しましょう。
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読書初心者におすすめの教養を高める古典10選
読書初心者でも読みやすそうな、教養を高める本(古典含む)10選を紹介します。
※できるだけお硬い本は避けてますが、読書に慣れてきたらガッツリ古典から学べるといいですね。
1:史上最強の哲学入門
哲学とはざっくりいうと、「人はどのように生きるべきか」を考える学問のことです。
哲学は「人間とは何か、人生とは何か、正義とは何か」といった「答えのないモノ」に答えを求めようとする学問ですが、めちゃクソ楽しいです。
哲学書を読んだからといって答えは見つかりませんが、自分で答えを出す材料は豊富に仕入れることができます。
親の価値観しか知らない人と、歴史上の天才たちの価値観を知っている人では、後者の方が自分の生き方を見つけやすいよねってことです。
東洋思想版もおすすめ
2:自分の頭で考えよう
12歳の子供でもわかるように説明することを目的とした「Chikirinの日記」というブログを運営していて、SNSでも有名なちきりんさんの著書。
古典ではありませんが、読書初心者が教養を身につける上で重要な思考法を、わかり易い言葉で学ぶことができます。
※読書家としても有名な出口治明さんの著書『ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊』でも紹介されています。
3:これからの正義の話しをしよう
ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が行う「哲学講義」を本にしたもの。
先程も触れたように、哲学に答えはありません。
考えることに意味があります。
読書初心者でもわかりやすいかと思ったので、おすすめ。
※動画でも十分楽しく学べます。
4:サピエンス全史
歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏が著した、サピエンス(人間)の歴史を斬新な視点から捉えた1冊。
こういった「今までになかった視点や価値観」を知ることが、教養の土台になります。
5:君たちはどう生きるか
こちらも漫画本が出たことで最近話題になった本ですが、古くからある古典的名著です。
勉強観が変わると思います。
マンガ本もあるので、読書が苦手な方は入り口としてありですね。
6:読書について
題名の通り。哲学者のショーペンハウアーの著書です。
読書から教養を身につけたいなら、読んでおくべき1冊です。
精神のための清涼剤としては、ギリシア、ローマの古典の読書に勝るものはない。古典の大作家のものであればだれのものでもよい。わずか半時間でもそれを手にすれば、ただちに精神はさわやかになり、気分も軽やかになる。心は洗い清められて、高揚する。旅人が冷たい岩清水で元気を回復するようなものである。
引用:アルトゥール・ショーペンハウアー「読書について」
7:ソクラテスの弁明・クリトン
僕が初めて哲学に触れたときの一冊。
プラトンの著作は会話調のものが多く、読書初心者でも読みやすい古典です。
「無知の知」は教養の土台です。
※ちなみに大ベストセラーとなった「嫌われる勇気」の作者(岸見一郎)は、プラトン哲学✕アドラー心理学を基にしているので、形式は同じ感じです。
8:1984年
SF小説ですが、確実に教養の一部になること請負の1冊。
ラストは衝撃です。
※オリエンタルラジオの中田敦彦さんのYouTube動画でも十分面白かったので、読書がまだ苦手な方はこういったものから入ってもいいですね。
9:カラマーゾフの兄弟
歴史上最高峰の文学作品とも言われる、ロシアの文豪ドストエフスキーの小説です。
かなり長編で読書初心者には厳しいかもですが、人生で一度は読んでほしい教養本です。
哲学者ウィトゲンシュタインは「『カラマーゾフの兄弟』を最低でも50回は精読した」なんて言われてます。
※ウィトゲンシュタインの論理哲学論考は難しすぎて、不眠のときに読めば睡眠薬レベルに効果あります。
10:エミール
フランスの哲学者ジャン・ジャック・ルソーによる著作です。
あまりおすすめしている人を見かけませんが、「僕の価値観に最も影響を与えた」と言っても過言ではない本なので、おすすめに入れました。
※身近な人におすすめしても誰も読んでくれない(笑)ので、是非読んで欲しい本です。
逸話としては、時間に対してめちゃくちゃ厳しいと評判だった哲学者のイマヌエル・カントが「エミール」を読みふけって遅刻してしまったエピソードがあったり。
フランス革命で有名なナポレオン・ボナパルトの愛読書が「エミール」だったり。フランス革命の発端はエミールの思想だったなんて言う人もいます。
一応僕の20代前半のバイブル的な本です。今でももちろん読みます。
死をふせぐことよりも、生きさせることが必要なのだ。生きること、それは呼吸をすることではない。活動することだ。
もっとも長生きした人とは、もっとも多くの歳月を生きた人ではなく、もっとも人生を体験した人だ。引用:ルソー「エミール」
生きること、それがわたしの生徒に教えたいと思っている職業だ。わたしの手を離れるとき、かれは、たしかに、役人でも軍人でも僧侶でもないだろう。かれはなによりもまず人間だろう。人間がそうなければならぬあらゆるものに、かれは必要に応じて、他のすべての人と同じようになることができるだろう。いくら運命の神がかれの場所をかえても、やっぱりかれは自分の地位にとどまっているだろう。
引用:ルソー「エミール」
ちなみにルソー自身は大の読書家ですが、エミールの中では「読書なんてクソだ!」と批難しています笑。
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読書を教養に高めるコツは、読書後の行動にアリ
以上、読書で教養を高める方法とおすすめの本10選を紹介してきました。
その本が合うか合わないかは、今のあなたの思考や知識レベルに依存します。
それは誰しもが感じることなので、いろんなジャンルの本を読んで知識をためて、実際に行動しまくって経験を積み、また古典を読んでみてください。
つねに新しい気付きを与えてくれる「無尽蔵の知恵」を与えてくれるのが古典です。
だから数百年、数千年と残り続けているわけですから。
アウトプット&行動が重要です
とはいえ「読書イコール教養ではない」ので、どんなに素晴らしい古典でも読むだけでは教養は身につきません。
知識を教養に高めるには、アウトプットや行動が不可欠なのでそこをおろそかにしないように。
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おわり。
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