こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
SEO歴は3年ほど。
※SEOとはSearchEngineOptimisation(検索エンジン最適化)のことで、ようはGoogleなどの検索結果で上位を狙う対策のことを指します。
その中でもSEOキーワードとは、検索をするユーザーが実際に検索エンジン内で入力するキーワードのことで、それを元に記事を書いていくことがSEO対策の基本になります。
この基本を押さえつつ、
SEOキーワードをどの位置にどのくらい含めれば良いのかについて、解説していきます。
この記事を読めば、
SEOキーワードの入れ方について悩むことはなくなります。
SEOキーワードの入れ方の「本質的な考え方」
具体的なSEOキーワードの入れ方を解説する前に、
本質的な考え方を伝えます。
SEOキーワードを設定する目的は2つあります。
- 検索エンジンに、記事内容を正確に把握してもらうため
- 検索ユーザーに、求めている記事であると認識してもらうため
どっちも大事なので解説します。
検索エンジンに向けたアピールとして
検索エンジンの仕組みをざっくり表すと、上記の通り。
SEOキーワードを全く含めていない記事は、
検索エンジン側からすると何の記事か判断じづらいですよね?
なので適切にキーワードを設定することで「これは「〜」と検索するユーザーのために書いた記事ですよ」と伝える必要があるんです。
実際にGoogleは下記のように、公式に解答しています。
ユーザーがサイトを検索するときに入力する可能性の高いキーワードを検討し、そのキーワードを実際にサイトに含めるようにします。
検索エンジンからアクセスを集めたい人は、SEOキーワードの設定は必須なわけです。
検索ユーザーに認識してもらうため
検索エンジン同様、SEOキーワードを含めることは、
検索ユーザーの利便性を高めるために重要なことです。
記事のタイトルを例にして考えます。
例:「SEO キーワード 入れ方」の記事タイトル
- キーワードを入れてるパターン:
SEOキーワードの入れ方5つのポイントを解説します。 - キーワードを入れていないパターン:
重要な単語の含み方5つのポイントを解説します。
記事内容は全く同じとして、
「SEO キーワード 入れ方」と検索してきたユーザーは、どっちをクリックしたくなるでしょうか?
明らかに前者のタイトルですよね。
こんな感じで、ユーザーの利便性を高めると、
結果的にクリック率が高まるなど、検索エンジン側からの評価にも繋がります。
「ユーザーの利便性を損なうSEO対策は逆効果」とも言えるので、以下で紹介する具体的なSEOキーワードの入れ方を表面的に捉えるのではなく、
ユーザーの利便性を高めるか?(逆に損なってないか?)という観点から考えることが重要です。
SEOキーワードの具体的な入れ方:5つのポイント
具体的なSEOキーワードの入れ方の5つのポイントを、解説していきます。
- 記事タイトル
- h2見出し
- 本文
- メタディスクリプション
- 共起語
何度も言うように、
「検索ユーザーの利便性」という本質を考えることが大切ですよ。
1:記事タイトル
記事タイトルには「必ず」キーワードを含めましょう。
下記のように、検索をした記事の一覧に、
同じキーワードが入っていたらとりあえずクリックしますよね。
左詰めである必要はない
「キーワードは左詰めで入れましょう。」とよく言われますが、
結論として、左に入れなくても大丈夫。
検索ユーザーがよりクリックしたくなるタイトルにすることが大切です。
左側にキーワードが合ったほうが、目に入りやすいというだけ。
思考停止したキーワード左詰めタイトルは、
他のサイトとの差別化につながらず、逆に埋もれますよ。
2:h2見出し
続いて大事な部分が「h2見出し」です。
この記事を例にすると下記のような感じですね。
これは検索エンジンへのアピールという意味合いもありますが、
検索ユーザーに対して「これはあなたが求めている記事内容だ」と認識させることで、離脱を防ぐ効果があるからです。
基本的に、検索ユーザーはせっかちです。
答えがないと判断すると、すぐに離脱して他の記事を見に行きます。
そうするとSEO的にマイナス評価をウケるので、
適度に見出しにSEOキーワードを含めることも大事なわけです。
h3見出しは意識しなくてもいい
h3見出しに関しては、
意識してキーワードを含める必要はありません。
下記のような入れ方は「ダメな例」です。
3:本文
続いては本文ですが、本文にも適度にキーワードは入れたほうがいいですが、
ほんの少し意識するくらいが丁度いいです。
キーワードの含有率が何%とか考えても、マジで意味ないですよ。
※ちなみに「ファンキーレイティング」などのツールで、キーワードの含有率が調べられます。(僕は調べたことありません)
検索エンジンの性能は年々向上していて、キーワードが全く含まれていない記事でも、
検索意図を満たす記事なら、検索結果に表示される例もよくあります。
むしろキーワードを意識しすぎて、
不自然な文章になる方が読者の離脱率を上げる原因になります。
検索エンジンがキーワードの含有率を目安にしていたのは、とうの昔の話です。
4:メタディスクリプション(スニペット)
メタディスクリプションにもキーワードを含めましょう。
メタディスクリプションとは、検索エンジンにたいして、
記事の概要を伝えるための設定のことです。
メタディスクリプションは、検索結果のスニペットとして表示されることが多いので、
キーワードを含めることが重要になります。
※スニペットとは「切れ端」という意味。基本的にはメタディスクリプションに設定した内容が反映されます。
メタディスクリプションが設定されていない場合は、
検索エンジンが本文の中から勝手に抜き出して表示します。
スニペットにキーワードが含まれている方が、読者にとってもわかりやすいので、クリック率が上がり、SEO効果がある。というのが理由です。
※何度でもいいますが「キーワードを含めれば、検索エンジンが勝手に評価する」といった短絡的な考えはやめましょう。
だからよくある「ディスクリプションには2〜3個SEOキーワードを含めましょう」というのは、お門違いなアドバイスなわけです。
5:共起語
最後のポイントは「共起語」です。
※共起語とは「キーワードと合わせて使用される確率が高いワード」のこと。
結論としては、共起語なんか気にしなくて大丈夫です。
一応、「共起語検索ツール」などで確認ができます。
「SEO キーワード 入れ方」で調べてみた結果、以下のような共起語が出ました。
これを本文中に含めるというSEO対策があるわけですが、こんなのイチイチ意識して書いたら、絶対変な文章ができますよね。
こんなこと意識しても、余計な労力がかかるだけ。(そもそもホントに効果あるのかも怪しい)
少なくとも僕は共起語なんか意識して書いたことはないです。
共起語は検索ユーザーのことを考えて書けば、自然と満たされるものです。
検索ユーザーの「検索意図」を考えて、記事を書けば問題ありません。
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まとめ:SEOキーワードは「読者のため」に入れること
以上、SEOキーワードの入れ方の5つのポイントについて解説してきました。
- 記事タイトル
- h2見出し
- 本文
- メタディスクリプション(スニペット)
- 共起語
上記5つのポイントに、SEOキーワードを自然に入れていきましょう。
そこにキーワードを入れることで、
検索ユーザーの利便性も高まるなら積極的に入れましょう。
そこにキーワードを入れても、検索エンジンのための対策にしかなっていなくて、
ユーザーの利便性を損ねるなら、それは逆効果です。
これだけ意識できていれば、
キーワードの入れ方で必要以上に悩む必要はありませんよ。
今回は以上です!
SEOの基礎は、以下の記事でまとめています。
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