- nofollowタグって何?
- nofollowってどんな時に使えばいいの?
- SEO対策とか全くわからんから丁寧に教えて…。
こんな悩みや疑問を解決する内容になっています。
この記事でわかること
- nofollowタグの意味と正しい使い方
- nofollowタグを使うべき場面
- nofollowタグの簡単な設定方法
この記事を読み実践すれば、SEO対策をしていない他のサイトから一歩抜きんでることができますよ(^^)/
nofollowタグとは?
結論から言うと、nofollow(ノーフォロー)タグとは、
検索エンジンに対して「このリンクは辿らないでね!(関係ないよ!)」と指定することです。
以下で、詳しく解説していきます。
これは検索エンジンに「検索結果には載せなくていいよ!」と指定するものです。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
⇒「noindexタグ」とは?
質の低いサイトとの関連を否定する為
あるページから、あるページにリンクを貼るとSEO評価がリンク先に流れる(リンクジュース)という仕組みがあります。
つまり、何らかの理由で評価の低いサイトのリンクを貼りたいときに、そのままリンクを貼ってしまうと、
自分のサイトも、質の低いサイトと関連があると判断されてしまいSEO評価が下がってしまうということです。
こういったことを防ぐためにnofollowタグが存在しているわけです。
評価が高いサイトのリンクにnofollowはつけない方がいい
なぜなら、SEO評価の高いサイトのリンクを積極的に貼った方が、信頼できるサイトを参照しているとみなされて自分のサイトの評価が上がる可能性の方が大きいからです。
実際に、検索上位にあがっているサイトはnofollowタグをつけずに多くのリンクを貼っていても関係なく上位表示されています。(もちろん質の低いリンクは貼ってません)
なので、nofollowタグを貼る場面は結構限定されてきます。
nofollowタグはこういう時に使おう
上記の前提知識を理解したうえで、nofollowタグを使う場面は主に以下の3種類に限られます。
nofollowタグをつける場面
- 質の低いサイトのリンクをどうしても貼りたいとき
- アフィリリンクなどの有料リンクを貼る場合(※)
- コメント欄を開放している場合(※)
※2019年からちょっとした仕様の変更があります。
1:質の低いサイトのリンクをどうしても貼りたい場合
前提として、質の低いサイトのリンクは極力貼らないようにしましょう。
それでも、どうしても貼りたい場合(悪い例のサイトとして紹介するなど)に限って、nofollowタグをつけることをオススメします。
質の低いサイトの基準は難しいですが、目安としては以下のようなサイトです。
質の低いサイトとは
- アクセスがほとんどないサイト
- ブラックSEO(自作自演リンク)を駆使しているサイト
- ペナルティスコアが高いサイト(自動生成された記事など)
- 自分のサイトと関連性のないサイト
- 誰得な日記ブログ
ちなみにこういったことは以下のようなツールで確認することができます。
- MOZ⇒サイトのドメインスコア、スパムスコア、被リンク数など
- Simirarweb⇒サイトのアクセス数、流入元のキーワードなど
2:アフィリエイトリンクを貼りたい場合
※注意説明
2019年から有料リンクに対してはnofollowではなく「sponsored」タグをつけることが推奨されています。ただ、これまで通りnofollowでも問題ないようです(参照:Google に外部リンクの関係性を伝える)
Googleは、お金や物品と交換する形で被リンクを受ける行為を禁止しています。
- SEO業者などに金銭を払って行う自作自演の被リンク
- 対価と引き換えに自サイトへのリンクを含む記事を書いてもらう
- サイト内でのテキスト広告(アフィリリンク)
つまり、読者に有益と判断されて自然につくリンク以外は認めませんよ!ということですね。
なので、このような場合は他者からリンクを貼られる場合でも、自分でリンクを貼る場合でもnofollowタグを設定しなくてはいけません。
ただ、アフィリエイトリンクなどは基本的に元からnofollowタグが付いているので、自分で設定する必要はありません。
3:コメント欄を開放している場合
※注意説明
有料リンクと同様に、2019年よりコメント欄などもnofollowではなく専用のタグ「ugc」タグを使うことが推奨されています。(参照:Google に外部リンクの関係性を伝える)
ブログのコメント欄を開放している場合もnofollowタグを設定しましょう。
理由は、コメント欄に自分のサイトのURLを貼り付けることで被リンクを得ようとするコメントスパム行為が行われているからです。
コメント欄にnofollowタグを設定しておくことによって、このようなスパムコメントが来た場合でも意図しない被リンクを送ることがなくなります。
nofollowタグの設定方法
nofollowタグを設定する方法は2通りあります。
nofollowタグを設定する方法
- 一つ一つのリンクにnofollowタグを設定する
- ページ全体にnofollowタグを設定する
一つ一つのリンクにnofollowタグを設定する
一つ一つのリンクにnofollowタグをつける場合は、以下の赤文字部分のようにnofollow属性を追加するだけです。
<a href=”リンク先ページのURL” rel=”nofollow”>アンカーテキスト</a>
これを設定するだけでリンク先をクロールしなくなり、SEO効果を受け渡すこともなくなります。
もっと簡単にnofollowタグを設定する手順
リンクしているアンカーテキストをクリックします。
すると下記のように鉛筆マークの「編集ボタン」があるのでクリックします。
すると下記のように歯車マークの「設定ボタン」があるのでクリックします。
「リンクの挿入/編集」という画面になるのでその中の「Add rel="nofollow" to link」の左側のチェックボックスにチェックを入れましょう。
これで、リンクにnofollowタグが付与されます。
ページ全体にnofollowタグを設定する
ページ全体にnofollowタグを設定する場合は、以下のタグをページの<head>内に入力しましょう。
<meta name=”robots” content=”nofollow” />
簡単な作業ですが、Wordpress初心者の方にとっては難しいと思うので、
その場合は「All in One SEO Pack」を設定していれば簡単にできます。
⇒All in One SEO Packの設定方法はこちら
設定が済んでいれば、記事編集画面の下の方に以下のような設定画面が追加されています。
上記のように「NOFOLLOW このページ/投稿」にチェックを入れるだけでそのページ全体にnofollowタグをつけることができます。
nofollowタグの設定方法と使い方まとめ
では最後に、nofollowタグについてまとめると以下のようになります。
nofollowタグについてのまとめ
- nofollowタグは、「リンク先と関係がない」と検索エンジンに示すためにつける
- 具体的には「質の低いサイト」「アフィリエイトリンク」などにつける
- 「rel=”nofollow”」で検索エンジンはリンク先を辿らなくなる
細かな設定ですが、こういった積み重ねがSEO評価を高め、不当な評価の低下を防ぐことができるのでしっかり設定すようにしましょう。
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それでは、良いブログライフをお送りください(^^)/
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