こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
読書歴10年、年300冊ほど読書してます。
読書は目的によって読み方が変わります。
ビジネス書など情報収集のために読むのなら、効率よく読みたいですよね。
そこで読書初心者でもできる、
簡単で効率的な本の読み方を解説します。
本記事の内容
- 読書は、読み方より「読む前」が重要【速読不要】
- 【科学的読書術】効率的な本の読み方3ステップ
- その他、読書術のおすすめ本5選
今回参考にさせて頂いた本がこちら。
読書家としても有名で「科学的なエビデンスを重視」することでも有名な、
メンタリストDaiGoさんの著書です。
そこで、読書初心者でもすぐに実践できるように、
重要な部分をわかりやすく簡潔に解説します。
※先に内容に目を通したい方は、Amazonオーディブルなら上記の本を含め「1冊無料」で聴けるので試してみてください。
⇒【無料TRY】Amazonオーディブルを試してみる
読書は、読み方より「読む前」が重要【速読不要】
読書から効率よく知識を得るには、読み方や読んだあとのアウトプットも重要ですが、
読む前の段階で「7割決まる」とも言われています。
- なぜその本を読もうと思ったのか?
- その本を読むことでどんな情報を得たいのか?
読書好きの人や、読書上級者は自然と考えているはず。
効率よく読書をしたいなら、
まずは自分の中の目的意識を高めたほうが良いということですね。
速読不要。読書の効率をあげるのは「拾い読み」
速読は、科学的には否定されています。
上記の通り。
2016年のカリフォルニア大学の研究チームが結論づけています。
重要なのは読む速度ではなく「拾い読み」です。
拾い読みを習慣化させることで、自分にとって不要な本や不要な章を読む必要がなくなるので、単純に読書スピードが10倍ほどになります。
拾い読みの手順
- 表紙・帯を読む:本の要点が書かれている。
- 目次を見る:知りたい章はどこかの確認
- 気になる章を読んでみる:自分の読書レベルに合ってるかの確認
本を購入してからでも良いですが、
本屋で本を選ぶときにも使えます。
あまり長々とした立ち読みはよくないですが、
このくらいの拾い読みなら大丈夫かと。
【科学的読書術】知識を得る効率的な読み方3ステップ
では早速、
本の読み方の3ステップを解説します。
以下の3つの手順を踏むことで、
いきなり本を読むよりも効率的に知識を得ることができます。
- 本を読む準備をする
- 本の読み方を知る
- 本から得た知識をアウトプットする
それぞれ解説します。
※最初はめんどくさいかもですが、慣れれば自然にできます。
ステップ1:本を読む準備をする
まずは本を「読む前」の準備段階です。
特に読書初心者の方は、
途中でモチベーションが湧かなくなったり、集中力が途切れがちだと思うので、読み方以上に重要です。
読書のモチベーションを維持する「メンタルマップ」
「メンタルマップ」とは、
上記でも説明した「本を読む目的を明確化させる」目的で作成します。
- なぜ、この本を読もうと思ったのか?
- この本から何を得たいか?
- 読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか?
上記を、紙やスマホにメモするだけ。
僕のおすすめは紙の切れ端に書いて、それを「栞代わり」に使うことです。
以下の通りです。
※字が汚くてスミマセンm(_ _)m
数分で作れるので、是非やってみてください。
「挫折を防ぐ」セルフチェック
「読書が苦手だ」という方は、以下のセルフチェックを事前にやることで、
読書途中の挫折を防ぐことができます。
- 時間がない、モチベーションがない
→上記の「メンタルマップ」の作成。「とりあえず読む」というスタンス。 - 集中力が続かない
→タイマーをつけて「10分だけ読む」と決める。 - 読むスピードが遅い
→読むスピードはどうでもいい。上記の「拾い読み」でじっくり読む。 - わからない単語が多い
→わからない単語はメモして、意味を調べる。 - 本のどこに集中すればいいのかわからない
→「自分が興味あるところ」に集中すればOK。
読書初心者の方は、上記5つを意識して本を読み始めましょう。
ステップ2:本の読み方を知る
ようやく本の読み方に移りますが、
実際は上記のことをやって興味とモチベーションを高めれば自然に内容が入ってきたり、知らないことも調べたいという気持ちになるはず。
ここでは「読書している最中に何を考えればいいのか」をまとめます。
分かりづらい文章を視覚化する
読書が上手な人は、文章の論理構造を視覚的にイメージすることが上手です。
イメージ化が苦手な方は無理して難しい文章を読むよりも、
マンガ化されている書籍を読むのもおすすめです。
上記のような本ですね。
マンガで学んだら実際の本を読むと、スムーズに理解できるはずです。
自分が持っている知識や情報と「つなげる」
自分がすでに持っている知識や経験してきたことと、
本に書かれている知識の「共通点」を探してつなげることで理解力が高まります。
具体的には以下の3パターンです。
- 過去に読んだ本の知識とつなげる
- 過去に自分が体験した経験とつなげる
- ニュースや世界で起きている出来事とつなげる
このように共通点を見つけてつなげることで、理解力が高まるのと同時に、
持っている知識の復習にもなり、より強固な記憶になっていくメリットもあります。
本を読めば読むほど、
繋げられる知識が増えていくことを感じられると思います。
章ごとに「要約」する
「1冊の本を要約しましょう」というのはよく言われることですが、
章ごとに要約することによってさらに効果を発揮できます。
このとき重要なのは「自分の言葉で要約すること」。
「ようするに、こういうことでしょ!」と思い切って要約してみることで、理解度が高まるのと同時に、知っている章は飛ばしたり、わからない章は重点的に読むこともできます。
ステップ3:本から得た知識をアウトプットする
最後に重要なのが、
本で得た知識をアウトプットすること。
知識を定着させる最強のアウトプット方法は「他人に教えること」だと言われています。
- 友達や家族に本の要約やポイントを話す
- 仕事や日常生活に知識を応用して使ってみる
- SNSやブログなどで知識を発信する
こういったアウトプット作業は「必ず」行いましょう。
-
【簡単】読書知識をアウトプットする最速・最強の方法【これしかない】
続きを見る
当ブログも自分のアウトプットとしてやっているので、
アウトプット場所に困っている方は参考にしてください。
-
【読書ブログの作り方】プロブロガー&読書家の僕が解説【感想・記録にも】
続きを見る
読書術(読み方)のおすすめ本5選
以上、読書初心者におすすめの本の読み方を要点を3ステップで解説しました。
読書術を極めたい方は、是非読んでみてください。
マンガでわかる「東大読書」
読書が苦手な方におすすめの読書術に関する本です。
僕も読みましたが普通におもしろいです。
⇓書籍版
ショーペンハウアー「読書について」
哲学者のショーペンハウアーの著書です。
「読書は自分で考えることの代わりにしかならない。自分の思索の手綱を他人にゆだねることだ」……。率直さゆえに辛辣に響くアフォリズムの数々。その奥底には、哲学者ショーペンハウアーならではの人生哲学と深いヒューマニズムがあります。それが本書の最大の魅力です。
出典:Amazon
古典なので普遍的な読書に関する考え方が学べます。
こちらの「読書について」はKindleUnlimited(読み放題)で読むことができます。
→【無料体験】Kindle Unlimitedで読み放題を試す
J・モーティマー・アドラー「本を読む本」
こちらも1940年の発刊から読みつがれる古典の本になります。
本書は、1940年米国で刊行されて以来、世界各国で翻訳され読みつがれてきた。読むに値する良書とは何か、読書の本来の意味とは何かを考え、知的かつ実際的な読書の技術をわかりやすく解説している。初級読書に始まり、点検読書や分析読書をへて、最終レベルにいたるまでの具体的な方法を示し、読者を積極的な読書へと導く。単なる読書技術にとどまることなく、自らを高めるための最高の手引書。
出典:Amazon
読書法の原点とも呼ばれたりします。
佐藤優「読書の技法」
読書家としても有名な佐藤優さんによる、本の読み方に関する本です。
メンタリストDaiGoさんも参考にした本らしいので、
より詳しく読書家の読書法を知りたい方におすすめです。
当記事で参考にさせて頂いた、メンタリストDaiGoさんの著書「知識を操る超読書術」と同様に、Amazonオーディブルなら無料で聴けるので是非頼めしてみてください。
「知識を操る超読書術」or「読書の技法」を無料で聴く
今回は以上です!