こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
読書歴10年、年300冊以上読書しています。
結論から言えば、
読書を無駄な時間にするか、有益な時間にするかは「完全にあなた次第」です。
読書時間を有益にする方法を解説します。
本記事内容
- 読書が無駄と言われている3つの理由
- 時間を無駄にしない「本当に有益な」読書法3選
- 無駄を楽しめない人は、人生を無駄にする。
社会人でも、1ヶ月以内に1冊以上の本を読まない、または勉強をしない人は、
およそ8割以上だと言われています。
読書は勉強の基礎なので、
有益な読書法を身につけられれば成功したも同然ですね。
読書は無駄と言われている3つの理由
「読書は無駄」と言っている人は、
だいたい以下の3つの理由(言い訳)を用意しています。
理由1:読むのに時間がかかるから
日常的に本を読まない人は、
読むこと自体に慣れていないので、読書に時間がかかるのは当たり前。
なので読書に時間がかかると思っている人は、単にトレーニング不足です。
読めば解決します。
本は、動画や会話以上に効率よく情報を取得できるツールです。
時間だけ考えれば、他のツールのほうが無駄は多い。
まずは簡単な本を読むこと
読書が苦手な人は、
自分の読書レベルより高い本を読もうとしている傾向があります。
主な理由は下記の通り。
こういったパターンが多いようですね。
読書習慣がないなら30歳だろうと、40歳だろうと、
社会人用の本をまともに読めないのは当たり前。
成長を阻害するのは、だいたいちっちゃなプライドです。
理由2:内容が頭に入ってこないから
本の内容が頭に入ってこない理由は、大体以下のものが考えられます。
- 背景知識がないから
- 語彙力が少ないから
- 想像力が足りないから
解決策は、「読書する」ですね。
こういったことを考えると、
読書の技法を身につけるのは、今もこれからも社会人の常識です。
理由3:本の内容が長すぎるから
最近はスマホニュースやSNSなどの発達によって、
長い情報を読み取れるだけの忍耐力や、論理的思考が弱まってきていると言われています。
こういった思考力不足の人は、「本は長いから、時間の無駄だ」と捉えます。
知識は、端的に表現されたものをインプットすることではなく、
頭の中で知識を整理し、自分ごととして捉えて、繰り返しアウトプットすることで初めて身につくものです。
いわゆる「中身のない人」にだけは、なりたくないですね。
時間を無駄にしない「本当に有益な」読書法3選
以下では、
読書時間を無駄にしないための有益な読書法3選を紹介します。
全てに共通して大切なことは、
自発的に、楽しみながら読書することです。
読書法1:トップランナーがおすすめしている本を優先する
まずは有益かつ、興味のある本を読むことが大切です。
そこでおすすめなのが、
あなたの職種のトップランナーがおすすめする本を読むこと。
同じ業種のトップの人がおすすめしている本なら、
有益な可能性も高いですし、興味も出ますよね。
ただ単に「ベストセラーになっているから」や「友達が勧めてきたから」といった理由で読むと、
だいたいが興味が出ずに、最後まで読むことができません。
- なぜこの本を読みたいと思ったのか?
- なぜこの本を読むことが重要なのか?
こういったことを答えられる状態で本を読み始めると、
興味を持続して読むことができ、面白いように頭に知識が入ってきます。
「人として」尊敬している人の本も必ず読む
もう一つおすすめの本の選び方が、
「人として」尊敬している人のおすすめ本も一通り挑戦してみることです。
人として尊敬しているということは、
その人の価値観にも共感している、ということですよね。
こんな感じで「本を選ぶ段階で」自分にとって有益かどうかを見極めることで、
無駄な時間を減らすことができます。
読書法2:「飛ばし読み」や「損切り」の技術を覚える
本は一字一句、隅から隅まで読む必要はありません。
読書上級者ほど、飛ばし読みをうまく使って読書をしています。
具体例や比喩などは、主張と理由だけではうまく理解できない人に向けて、
さらに多角的な視点を与えることで理解を促すためにあるものです。
なので、主張とその理由を読んで納得しているなら、
具体例などは読む必要はないんです。
すでに知っている知識や情報は読み飛ばす
上記と同様に、本の段落や章全体がすでに知っていることだと判断したのなら、
「読み飛ばす」のも無駄な時間を使わないためには重要です。
また「買ってはみたものの、だいたい知ってるし興味もわかない」といった本は、
もったいないと感じながらも損切りすることをおすすめします。
お金よりも時間の方が大切なので、潔く次の本に移りましょう。
注意:「知ったか」すると、何も身につかない
注意点としては、読書初心者で内容をちゃんと理解していないのにも関わらず、
読み飛ばしたり、読みきらずに次の本を読んでしまうことです。
コレばかりは、自分自身で判断するしかないので、
自分と対話しながら意味のある読書を心がけてください。
「ある程度の忍耐力も重要ですよ」ということです。
読書法3:行動、発信などのアウトプットは最重要です
最後に大事なのが、
読書して得た知識や感情体験を、発信や行動などアウトプットすることです。
ビジネス書や実用書なら当たり前ですが、小説などの物語で得た感情体験をアウトプットすることも、その価値を数倍にする効果があります。
こんな感じで、
大事なことはアウトプットすることで鮮やかに思い返せるようになります。
最も簡単な方法は、以下のようなアウトプット方法ですね。
- 家族や友人などに感動したポイント、要約内容を話す
- SNSやブログで本の内容を発信する
- 日常生活の改善や、仕事のアイデア、改善行動として活かす
読書ノートを取ることは、あまりおすすめしません。
理由は、時間がかかって、効果も薄いから。
相手がいる(または想定する)アウトプットの方が、明らかに知識の定着率がいいです。
「ただ読むだけ」の読書と、アウトプット込みの読書は全く違いますので、
ココだけはしっかり抑えておかないと、無駄な読書をするハメになりますよ。
SNSやブログで本の内容を発信する
毎日のように学んだことを話せる人がいるのならいいですが、
身近にはあまりいないはず。
そんな場合は、SNSやブログで発信することがおすすめです。
以下の記事で読書ブログの作り方を解説しています。
-
【読書ブログの作り方】プロブロガー&読書家の僕が解説【感想・記録にも】
続きを見る
まとめ:読書はコスパ良し。無駄を楽しめない人は、人生無駄にする。
以上、「読書は無駄じゃないし、むしろコスパのいい情報取得方法ですよ」というお話でした。
とはいっても、
僕も多くの読書時間を無駄にしてきました。
- 興味がないのに、無理やり読み通してみる
- ほとんど理解できていないのに、理解できてるふりをして読み通す
- 読み終わっても、そこで学んだことを生かさない
- 感動しても、その内容を誰とも共有しない
上記の感じですね。
ですが「こういった行為が人生の無駄になってると、真に理解できたことは無駄じゃなかったな」とも思っています。
つまりこういうこと。
- 興味に基づかない動機で始めたことは、続かないし身につかない。
- プライドが邪魔して自分のレベルをごまかすと、成長できない。
- 知識は実際に使ったり、行動に移したりしないと意味がない。
- 感情体験も共有したほうが、自分のためにも他人のためにもなる。
こんな感じで、無駄だったと思う気持ちが強ければ強いほど、
その行動原理は深く自分の中に刻まれます。
なので、
「無駄は無駄ですが、無駄自体は無駄じゃない」という感じですね。
イミフですね。
今回は以上です!
-
【簡単】読書知識をアウトプットする最速・最強の方法【これしかない】
続きを見る