【保存版】読書初心者の大学生におすすめ【人生を変える本8選】

「大学生は読書しろ」って言うけど、ほとんど本を読んだことがないから、何を読めばいいのかもわからない。読書初心者にも読みやすい、大学生におすすめの本が知りたいな。

こんな疑問に答えます。

こんにちは、ショーイです。
読書歴10年、年300冊以上本を読んでいます。

僕は高校生まで読書経験「ほぼゼロ」でした。大学生になってからは貪るように本を読みました。

そんな経験から言わせてもらうと、大学生は100%読書すべき。
それこそ『20代以降の生き方が丸々』変わります。

マジです。

本記事の内容

  • 【調査データ】大学生の約半数は全く本を読まない
  • 読書初心者の大学生におすすめ『人生を変える本』8選
  • 本を1000冊読む必要はない。大事なのは知識をどれだけ活かせたか。

読書は人生の選択肢を広げます。
社会人になる前に選択肢を広げない人は、レールに乗る平凡な人生から抜け出せなくなります。

何も「1,000冊読め」とか、読書バカが言うようなことは言いません。

「人生の転機となる1冊に出会えればOK」です。
あとは勝手に本の魅力に取り憑かれるはず。

そのきっかけとなりそうな本8選を紹介します。

【調査データ】大学生の約半数は全く本を読んでいない

うつろな目で満員電車に乗ってる沢山の大人を見れば分かるように、
彼らは自由な時間に、自分の選択肢を広げませんでした。

データを見るまでもないですが、載せます。

大学生の読書時間、実態調査データ

出典:第55回学生生活実態調査 概要報告

2019年の調査データを見ると、「読書時間が1日0分の人」が48.1%なので約半数ですね。
本を「まったく」読まない人が上昇傾向にあることがわかります。

逆に、水色の線のグラフの「1日に120分以上読書をする人」つまり本をよく読む人はほぼ横ばい。
むしろ少しづつ上昇しています。

このデータからどんなことが言えるのか?

それは「格差社会が予想通り進行している」ということです。

あなたは格差の上に行きたいか、下に行きたいか。

つい最近までは「一億総中流社会」などと呼ばれていましたが、
今後は確実に「大きな格差社会」になります。

それは知識の格差だったり、所得の格差だったり、地位の格差だったり様々。

本を読む人は格差の上に行きます。
本を読まない人は格差の下に行きます。

なぜなら、本を読む人と読まない人では「人生の選択肢の幅」が全く違うから。

厳密には読書だけして行動しない人は意味なしですが、まぁざっくり言って間違いではないです。

実際に、僕が大学生のころに読書していなかった人は、現在、悶々とした社会生活を何となく過ごしているように見えます。

少なからず、自分の意志で動いているようには見えないし、
楽しそうじゃないのが伝わります。

そんな人生送りたくないですよね?

夏休み、春休みを利用して、遊びながら読書しよう

大学生の時期に、読書すべき理由は以下の通り。

  • 人生の中でも圧倒的に「自由な時間」が多い
  • 社会の常識、という「画一的な価値観」が埋め込まれていない
  • 様々な考えや価値観を吸収でき実行できる「いい意味でのバカさ」がある

自由な時間だからこそ、遊びに集中できます。
大学生はとにかく遊ぶべき。

いつも一緒にいる友人と飲みに行ったり、低レベルの合コンで時間を潰すなど「自分の価値観を広げない遊び」は極力控えましょう。

遊ぶなら「価値観を広げる遊び」をすべき。

  • 全く異なる考え方の人と話してみる
  • 海外に旅行に行って異文化に触れる
  • 成功者にあって話を聴いてみる
  • 様々な新しい体験に挑戦してみる

こういったことが大学生がやるべき遊びです。

そして読書は、こういった「価値観を広げる遊びの一種」だと思ってOKです。

読書は楽しいものなので、肩肘張らずに読みましょう。

読書が苦手な人へ

もし下記に紹介する本を「読むだけでも苦痛」と感じるなら、
語彙力が相当ないので危険です。

体力がなさすぎて、ショッピングを楽しめないのと同じくらいヤバいです。

ですが「できない=苦手=先天的なもの」と捉えるのはやめましょう。

本が読めないのは今まで読んでこなかっただけで、練習すれば誰でも読めます。

※僕も大学生の頃はそうだったので

段階を踏んで触れる回数を増やせば、
人並みにできないことなんてほぼないので最初は苦痛を感じつつも練習すべき。

「あとは頑張れ」としか言いようがないけども。

読書初心者の大学生におすすめ『人生を変える本』8選

大学生の中でも「今までほとんど読書したことがない」という、
読書初心者のためのおすすめ本をまとめました。

その人の価値観によって合う合わないは必ずあります。
10冊のうち1冊でも人生を変える本に出会えれば勝ちです。

本は未来への投資です。
「数千円で、人生がゴロッと変わる」可能性あり。

読書しましょう。

※断言しますが、本代をケチって居酒屋に5,000円払うのは真正のアホです。

1:成りあがり

こちらはロック歌手の矢沢永吉さんが、人気絶頂の30歳前後に出した自伝本です。

極貧の生い立ちから、スーパースターになるまでの半生が描かれています。

お金もコネも、知識もない田舎者が、情熱のみで駆け上がっていくお話です。

「20代を情熱を持って生きていきたい」大学生におすすめです。

※矢沢永吉さんの独特な会話調で書かれています。語彙力不要

2:自分の中に毒を持て

こちらは「太陽の塔」の製作者としても有名な、
芸術家の岡本太郎さんが、亡くなる3年前に書き残した本です。

集団に馴染むために個性を殺すな。1人ひとりが本気で考え、自分の思いを爆発させなければ、世界はつまらなくなる

表紙やタイトルから「頑固親父の戯言」(僕の第一印象)のように捉えがちですが、
知的な言葉と、洗練された感性、圧倒的な情熱で語りかける本です。

「社会に出ても自分らしく生きていきたい」大学生におすすめの本です。

※多少語彙力は必要かも。

3:君たちはどう生きるか

こちらは数年前にマンガ本が売れたことで話題になった、古典的名著です。

僕は漫画本ではなく以下の岩波文庫で読みましたが、圧倒的に良書です。

勉強することの意味、人生の意味を根本的に考えさせてくれます。

「これからの人生に不安を持っている」大学生におすすめです。

※語彙に自身がない人はマンガ本でもいいかもですが、できれば原文で読んでほしいですね。

4:7つの習慣

言わずと知れた「キング・オブ・自己啓発書」です。(たぶん)

全世界4,000万部、国内240万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。

経営者でも愛読書とする人が多く、僕も初めて読んだ時は心がざわつきました。

下手な自己啓発書を読むくらいなら、コレを何度も読み込みましょう。

「人生をガラッと変えたい」大学生におすすめです。

※ちょい厚めの本です。

5:嫌われる勇気

読書をほとんどしない方でも、
最近の大ベストセラー本として知っている方も多いと思います。

心理学者ユングの思想をわかりやすい会話調で仕上げた1冊。

大ベストセラーなだけあって読みやすく、読書初心者にもおすすめできる良書です。

「人に流されず、今に集中して生きていきたい」大学生におすすめです。

※もしこの本が気に入ったなら、プラトンという哲学者の本を読むと哲学の世界に一歩踏み出せますよ。同じく会話調で読みやすいので。

6:人生は20代で決まる

メンタリストDaiGoさんも推薦していた、20代で何をすべきかを科学的に解説してくれる本です。

仕事選びと生涯賃金、出会いと結婚、脳と肉体の成熟―どれも20代の10年間がカギであることを知っていますか?

「成功していない、楽しそうじゃない」周りの大人の意見に耳を傾けるくらいなら、この本を読みましょう。

「一生を決める20代を有意義に過ごしたい」大学生におすすめです。

※たしかTED動画でもショートバージョンが見れます。

7:影響力の武器

こちらもメンタリストDaiGoさんがおすすめしている本で、
彼の人生を変えてくれた本がこの「影響力の武器」だと何度も紹介されています。

「人はどうやったら動くのか」が本能レベルからわかります。

人を動かすことは全ての基本です。

「人を動かせる=人生を操れる」といっても過言じゃないですよね。

「自分のチカラで人を動かし、人生を切り開きたい」大学生におすすめです。

※本は厚めで、翻訳は読みにくく、読書初心者には難しいかもですが、頑張って読み込む価値アリです。

8:金持ち父さん、貧乏父さん

「お金の基本原理」について書かれている大ベストセラーの定番本です。

学校教育で「お金」について教えてくれることがないので、多くの人がお金について無知で間違った考え方をしています。

基本的な「正しいお金の捉え方」が学べるので、人によっては人生変わった心地がするはず。

「お金=成功」ではないですが、お金はあったほうがいいに決まってます。

「経済的に苦労したくない」大学生におすすめの本です。

大学生は本を1000冊読む必要なし。アウトプットを意識せよ。

以上、読書初心者の大学生におすすめする「人生変える本8選」を紹介してきました。

当たり前ですが、本を数冊読んだからといって人生は変わりません。

上記の本は飽くまで人生を変える「きっかけ」になりそうな本で、
本を読んだあとにどう行動していくかが最重要です。

  • 上記の本から読書習慣が付き、価値観を広げる楽しさを知った
  • 学んだ知識を行動に移すことで、実際に人生が変わった

こんな感じで、本を読んだ後の「行動に移す」ところまでが重要なわけです。

知識を定着させる最も効率がいい方法は、アウトプットすることです。

大学生のアウトプットには「ブログ」がおすすめ

大学生は読書習慣とともに、
「自分専用のブログ」を始めることをおすすめします。

本で学んだ知識を書いてもいいですし、初めてやったこと、行った場所、価値観の異なる人との会話の記録などをアウトプットする場所として使いましょう。

ブログをしっかり更新していくと名刺代わりにもなり、
大学のキャンパス以上に新たな出会いの場になりますよ。

※就職にも有利

以下の記事で読書ブログの開設方法を紹介しています。

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どうしても読書が苦手な方の、読書以外の提案

読書はある程度語彙力をつけたり、知識をつけないと楽しめません。

だからこそ価値があるのですが、その最初のハードルを超えられなくて「読書が苦手」という人が多いです。

そんな方はまずはオーディブルなどの「音声読書」から始めてみたり、
Kindleなどの電子書籍でいつでも読める状態にするなどの環境づくりも大切です。

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読書は飽くまで手段なので、自分に適した方法で価値観を広げ、知識をつけられるならそれでOK。

1番手っ取り早くて、豊富な知識と価値観を学べるのが読書なだけです。

「自分の人生を生きるために」、
大学生は遊びつつ読書しましょう。

おわり。


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