こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
読書歴10年、年300冊以上読んでます。
そんな僕の経験上、
読書は「直接」学校の成績を上げたり、仕事の成果に結びつくことは少ないです。
ですが読書は「地頭を作る」には最適で、結果的に勉強が得意になります。
本記事の内容
- 読書と勉強の関係について
- 読書効果を高める勉強法とノート術
- 勉強の合間の休憩に、読書しても大丈夫か
- 英語の勉強に、読書は効果的か【村上春樹流】
読書を通して勉強の基礎力を身につけたい学生の方から、
教養を身につけ仕事で成功したい社会人の方に向けて解説します。
読書は、知識の食事です。
勉強や仕事で成果を上げたいなら、読書しましょう。
読書と勉強の関係について
結論から言えば、読書は勉強(学力)と相関関係があり、
読書する人は勉強も得意です。
読書をする人は、成績も上がった
上記のデータが示すように、読書をする人は勉強もできるようになります。
結論は「読書をする人は、勉強ができるようになる」という因果関係が、研究から明らかになっています。※逆もまた然り。
以下の記事で「読書と学力の関係」について、
データを含め更に詳しく解説しています。
-
【驚愕】読書しても子供の学力は上がらない!?【因果関係を調査】
続きを見る
読書と勉強の「時間」について
結果を出したいなら、
勉強だけでなく、読書による「地頭作り」に時間を使うことも大切です。
つまり、読書を毎日6時間していても、結果につながる勉強をしなければ成績が低いままだし、仕事で成果も出せないということ。
言うまでもないですが、
「すぐに」成績を上げたいならそれに特化した参考書で勉強する、仕事で成果を上げたいならその仕事の作業を黙々とこなすことが最良です。
んが!
土台(地頭力)がないと、勉強も仕事も確実に伸び悩みます。
- 勉強に対する意欲(好奇心)
- 自分の頭で考えられるチカラ(思考力)
- アイデアを出せるだけの材料(知識)
読書から得られる上記の土台がないと、
どれだけ勉強をしてもほとんど成果は伸びません。
読書は、知識の食事です。
勉強(アウトプット)は、頭の筋トレです。
栄養失調の状態で筋トレしても効果ないし、食事ばかりしても太るだけ。
読書と勉強の時間は、こういったことを考えつつ、
バランスを意識して取り組みましょう。
読書効果を高める勉強法とノート術
読書効果を高めて勉強に活かしたいなら、
ノートに書く、発信するなどのアウトプット作業は不可欠です。
つまり、学校の教科書をただ丸暗記ずるだけだったり、
ビジネス書を読んでただ満足するだけではほとんど勉強の成果は出ないということ。
読書も勉強も、アウトプット(発信や行動)とセットだと肝に命じてください。
読書ノートは大した勉強効果はない
勉強やアウトプットと聞くと多くの人が、
以下のような作業を思い浮かべるはず。
- ノートに書き写す
- テストを受ける
もちろん上記もアウトプットに含まれますが、
これだけではアウトプットの良さが半減します。
なぜなら、相手がいないアウトプット作業になっているから。
ですが「他人に教える」というアウトプット方法は、
以下のような作業が必要になります。
- 相手に伝わるように知識をまとめる
- わかりやすい言葉で言い換える
- 自分の言葉でまとめる
上記のように「頭をフル活用して、知識を引き出すトレーニング」が自然とできるので、
知識が圧倒的に定着するんです。
読書&勉強にはアウトプットブログがおすすめ
友達に勉強を教えたり、部下に仕事を教えることは最良の勉強になります。
そんな時におすすめしたいのが、当ブログのようなアウトプットブログを作り、
読者を想定して記事を書いていくことです。
この記事も読者を想定して書いているアウトプットブログです。
「読者を想定して書く」ことで、知識の定着だけでなく書く技術もぐんぐん伸びるので、学生にも社会人にもおすすめできます。
※ちなみに読者を想定して丁寧に書くことで、アクセス数が伸びて広告収入を得られるのもブログの良さです。当ブログも月5万円程度の収益があります。
自分にも読者にもWin-Winなブログは最強です。
(あと普通に楽しいですよ)
-
【読書ブログの作り方】プロブロガー&読書家の僕が解説【感想・記録にも】
続きを見る
勉強の合間の休憩に、読書しても大丈夫?
結論から言えば、あまりおすすめしません。
勉強した知識を定着させるには、
数時間ごとに頭が空っぽの状態を作ることが望ましいと言われています。
つまり1時間程度勉強をしたら、休憩として数分間情報をシャットアウトすると、
脳の中で知識の整理が行われて定着率が増すということ。
こんな感じで知識の定着に休憩は不可欠です。
そこに読書という頭を使い、なおかつ情報をインプットする作業を入れてしまうと、
脳が休まらず、結果的に勉強の質が落ちてしまいかねません。
効率的に勉強することが目的で、
合間の休憩に読書を取り入れようとしている人は要注意です。
とはいっても、読書が好きならいいんじゃない?
とはいっても読書が大好きで、
モチベーションを上げるのが目的なら全く問題はないと思います。
身もふたもないですが、実際に勉強の休憩時間に読書をしてみて、
その後の勉強の集中力が上がるか下がるかを自分でテストするのが一番です。
それもある意味「自分を知る」という勉強のうちなので。
※↓モチベーションを上げそうなおすすめ本
-
【保存版】読書初心者の大学生におすすめ【人生を変える本8選】
続きを見る
英語の勉強に読書は効果的なの?
結論から言えば、読書(洋書の多読)は英語の勉強に効果的です。
実際にTOEICの高得点者のほとんどは、
英語の読書を少なからず継続しているようです。
英語にしても日本語にしても、
教科書や参考書だけだと「表層的な知識」しか身につきません。
語学を身に着けたいなら、英語にしても日本語にしても沢山の本を読み込むことは必須です。
村上春樹に学ぶ、読書で英語を勉強する方法
最後に補足的な内容ですが、小説家として絶大な人気で、僕も1番好きな日本人作家である村上春樹さんは、洋書を多読することによって独学で英語を身につけたそうです。
村上春樹さんは、高校生までは英語がロクにできなかったらしいですが、
下記の方法で英語の多読を行ったそう。
※ちなみにですが、今では本業の作家の傍ら、英語の翻訳本を多数出版するほどの英語力になってます。
- 興味のある洋書をとにかく読む
- ほとんど理解できなくても最後まで読み切る
- わからない単語は最後にまとめて調べる
- 英語以外の文章を一切読まない
- テレビも新聞も雑誌も、全て英語にする
上記の通りで、
かなりストイックな「セルフ国内留学」をやっていたようです。笑
英語を読めるようになるには英語を読むしかない。かわりに英文を持ち歩く。それを読む。英語以外はダメならば、英語を読むしかない。
そんなことしたら、日々の情報や話題はどうするのか?村上氏は「それが何か?」と言う。日々必要の情報は本当に必要なのだろうか。
好きな日本人作家の洋書を読むのがおすすめ
僕のように村上春樹さんの作品が好きでほとんど読んでいる人なら、
英語訳された本を読むことはとてもおすすめです。
- すでに内容を理解しているので完読しやすい
- 好きな作家なので継続しやすい
こんな感じで、好きな日本人作家の英語訳を多読するのはかなりおすすめの英語勉強法ですよ。
最後に、まだ村上春樹作品を読んだことのない方におすすめを載せておきます。
短編:神の子供達はみな踊る
読書初心者なら短編から入るのもあり。
日本語版
英語版
海辺のカフカ
村上春樹作品の中でも、得に好きな作品。
若い読者こそ読んでほしい作品です。
日本語版
英語版
1Q84
作品自体は長いですが、最も読みやすい作品の1つだと思います。
普通に面白いです。
日本語版
英語版
今回は以上です!
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読書で教養を高める『おすすめ本(古典)10選』【初心者向け】
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