【失敗回避】ブログの効果的なリライト方法をSEO歴3年のプロが解説

ブログの効果的なリライト方法が知りたいな。「ダメなリライトをすると、検索順位が落ちる」とも聞いたし、、。失敗したくないので、注意点も知りたいです。

こんな疑問に答えます。

こんにちは、ショーイです。
ブログとSEOで稼いでいます。

本記事では「ブログをリライト(加筆、修正)して、アクセスアップ、収益増加につなげる方法」を解説します。

ブログ初心者にもわかりやすいように、
リライトのタイミングやポイントも含めて紹介しますね、

本記事の内容

  • ブログのリライトをする目的を理解しよう
  • リライトすべきブログ記事の選定方法
  • 【順位別】具体的なリライト方法
  • 【失敗回避】リライトの際の注意点

「ブログで成果が出ない人=リライトができない人」と言っても、過言ではありません。

段階に合わせた適切なやり方で、
ブログのリライト方法をマスターすれば、最速で成果を出せるようになりますよ。

ブログのリライトをする目的を理解しよう

ブログをリライトする目的は、それによって「成果につなげる」ためです。

「なんとなく、リライト」はやめましょう。

ブログで得たい成果を明確化せよ

ブログの成果地点は人それぞれですよね。

  • アフィリエイト収益につなげる
  • 自社商品を成約させる
  • 仕事の受注につなげる

上記のような感じ。

成果が明確化していれば、どの記事で成約につなげて、どの記事からアクセスを流すかなどの役割も明確化されるので、リライトする記事の優先順位やポイントもわかりやすくなります。

逆に言えば、
下記のような「成果につながらないリライト」は無意味です。

  • だいぶ前に書いた記事だから、なんとなくリライトする
  • 見栄えを整えるために、リライトする
  • とりあえず更新日変えれば、SEO効果ありそう

ブログ初心者は上記のような「なんちゃってリライト」をやりがち。

こういったリライトは、いくら時間をかけても成果に繋がらないのでやめましょう。

リライトすべきブログ記事の4つの選定ポイント

リライトすべき記事の具体的な目安は下記の4つ。

  1. 収益化に直接つながる記事
  2. 収益化記事にアクセスを流せる関連記事
  3. 検索順位が50位以内にランクインしている
  4. 公開から約3ヶ月が経過している

①、②は上記で説明した通りですね。

成果につながる記事のみ、リライトしましょう。

※というか、最初から全ての記事に意味を持たせて書くのが理想的です。そこんとこ詳しく知りたい方は「アフィリエイトで稼ぐための3つの方程式【ネットビジネスの本質】」こちらをどうぞ。

検索順位が50位以内、公開3ヶ月以上が経過

リライトをする記事は公開から3ヶ月以上経過していて、
検索順位が50位以内のものが好ましいです。

3ヶ月というのは飽くまで目安でして、例えばブログ開設したばかりの方は、半年間はリライトしなくても大丈夫。理由は、記事の品質ではなくドメインの力が弱いせいで、評価されていない可能もあるから。

逆にドメインの力がある程度あるなら、
1,2ヶ月でSEO評価も固定されやすいので、そのくらいを目安にリライトしましょう。

  • ブログ開設したばかり⇒公開してから半年以上経過
  • 開設1年前後の人⇒公開から3ヶ月くらい
  • 2,3年以上の上級者⇒公開から1,2ヶ月くらい

ようはSEO評価がある程度固定されて、
順位の変動がほぼ起きなくなったらリライト時期ということです。

検索順位を測っていないと、リライトなんてできない

検索順位なんて測ってないよ、、!?

残念ながら、
検索順位を把握せずに、ブログ記事をリライトするなんて不可能です。

なぜなら、なんのためにリライトするかの目的を明確化できないから。

例えば、公開から3ヶ月経過していて、
2週間くらい24位で停滞している記事を発見したとしましょう。

おそらくこのまま放置していても順位は変わらないと思われるので、
「24位から10位以内に順位を上げるために」リライトをしようと決める。

具体的な方法は後述しますが、これでリライトの方針が決まりますよね。

検索順位を測っていないと、すでに1位なのに無駄にリライトして順位を落としたり、圏外なのに細かな点をリライトして時間を浪費したりします。

ブログのリライトで失敗したくないなら、
必ず検索順位チェックツールを導入しましょう。

Windowsユーザーの方は「GRC」がおすすめ

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【順位別】具体的なブログ記事のリライト方法

上記の通り、リライトする記事を見つけるには検索順位の継続的なチェックは必須です。

ここからは検索順位をチェックしていることを前提に、
順位毎のリライト方法を解説していきます。

  • 50位圏外のブログ記事のリライト方法
  • 50位〜20位のブログ記事のリライト方法
  • 20位〜10位のブログ記事のリライト方法
  • 10位以内のブログ記事のリライト方法

※先述した通り、ある程度順位が固定されてからリライトしてください。

50位圏外のブログ記事のリライト方法

公開から3ヶ月〜半年以上経っているのに50位圏外のブログ記事は、
リライトではなく新しく記事を書き直したほうがいいです。

なぜなら、キーワードに対する検索意図を満たしていなくて、検索エンジンから評価を受けていないのも同然だから。

根本的な記事の構成から、見直す必要があるということです。

とはいってもただ記事を消すのはもったいないので、「301リダイレクト」という方法で、
SEO評価を引き継ぎつつ新しい記事を書くのがおすすめです。

301リダイレクトの方法

301リダイレクは簡単です。

契約しているサーバーの「.htaccess」というファイルに以下の記述を書くだけ。

redirect 301 / 元の記事のURL / 新しい記事のURL
そもそも「.htaccess」って何?どこにあるの?

って方も多いと思うので、以下の記事を参考にどうぞ。

【瞬殺】301リダイレクトのやり方【WordPressのSEO対策】

続きを見る

SEOで評価されるための記事の書き方は、以下で解説しています。

アフィリエイト 記事 書き方 テンプレート 記事数 書けない 構成
【収益10倍】アフィリエイト記事の書き方|テンプレート付き【ブログ型】

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50位〜20位のブログ記事のリライト方法

このくらいの順位でやるべきリライト方法は以下の3つ。

  • 網羅性、オリジナリティを高める
  • タイトルやディスクリプションを見直す
  • キーワードを適切に含める

50位〜30位にランクインしていても、読者にはほとんど読まれません。
つまり、検索エンジンに向けたリライトを重視すべき段階です。

網羅性、オリジナリティを高める

網羅性とはその名の通り、
記事の中の情報量を増やすということです。

※文字数ではありません。

  • 上位記事に書かれていること
  • Googleのサジェストキーワード
  • 関連した自分の体験談など

上記などを追記することで、網羅性やオリジナリティが高まり、
検索エンジンに評価されやすくなります。

タイトルやディスクリプションを見直す

記事タイトルやディスクリプションにキーワードを含めたり、関連するキーワード(共起語)などを不自然にならない範囲で入れるのも有効です。

キーワードを詰め込めば良いわけではないので、読者視点に立ちつつ、不自然に感じない程度に検索エンジンにアピールしましょう。

キーワードを適切に含める

これも上記と同様ですね。

ユーザーファーストはSEOの基本ですが、20位以上の記事はそもそも読者の目に入りもしないので、多少テクニカルなことは必要です。

臨機応変にいきましょう。

20位〜10位のブログ記事のリライト方法

ここら辺の順位になってくると、
ポツポツとクリックされるようになっているはず。

リライトのポイントは以下の3つです。

  • CTRを上げるために、タイトルを見直す
  • 滞在時間を伸ばすために、書き出しや本文を見直す
  • 適切な内部リンクを貼って、回遊率を高める

『クリック率を上げて、クリックしてくれた人を逃さないようなイメージ』でリライトすると、10位以内に入りやすくなります。

タイトルを見直す

タイトルはCTR(クリック率)を最も左右する重要な要素です。

Googleもクリック率を大きく評価している、ということを公言しています。

たった30文字前後ですが、タイトルによって大きく順位が変わるので、
手を抜かずに修正をしましょう。

  • キーワードを含みつつ、クリックしたくなるタイトルか?
  • 自分の記事が1ページに入っても、差別化できるタイトルか?
  • スマホ、パソコンどちらで見ても魅力的なタイトルか?(表示される文字数が変わるため)

大まかに言えば、上記3点を意識しましょう。

マジでタイトルは重要なので、以下の記事でくわしくまとめています。

» 【重要】SEOタイトルとは?|タイトル例を交えて正しい決め方を解説

» 1万記事分析してわかった『ブログタイトルの決め方』【集客10倍UP】

» 【マル秘】クリック率を上げる「ネガティブワードSEO」【悪用厳禁】

読者の滞在時間を伸ばす

続いて重要な要素が読者の「滞在時間」です。

記事毎の滞在時間の目安は下記の通り。

  • 1,000文字:1分くらい
  • 2,000文字:2分くらい
  • 3,000文字:3分くらい

※滞在時間はGoogleアナリティクスで確認ができます。

特に、ブログ記事の書き出しが魅力的じゃないと、すぐに読者は離脱します。
逆に書き出しが魅力的だと、本文の質が多少悪くても滞在時間は伸びやすいです。

以下の記事を参考に、書き出しや本文を書いてみてください。

» 【収益6倍】魅力的な『ブログの書き出し』5つの手順【テンプレート付き】

» アフィリエイト記事の書き方をテンプレート付きで解説【ブログ型】

回遊率を高める

読者を逃さないために、適切な内部リンクを貼り、
ブログ内での回遊率を高めることも重要です。

読者があなたの記事を読んだけど「戻る」をクリックして、他のブログの記事を読みに行ったらそれは「この記事に答えがなかった」と検索エンジンから評価されますよね。

ですが、内部リンクを伝って同じブログの中の記事を複数見る読者が増えれば「このブログは良質な記事が多く、専門性が高い」と検索エンジンに判断されるのは想像がつきますよね。

1記事だけでなく「その他の記事も読んでもらう施策」は順位に好影響です。

10位以内のブログ記事のリライト方法

10位以内に入ったら、あとは上記までの対策を練り直すか、
外部対策に力を入れるしかないです。

  • 被リンクを貼ってもらう
  • SNSで拡散する
  • ドメインのパワーを上げる

よっぽど収益に直結する記事なら、こういった外部対策を頑張ってみるのもありですが、
基本的に外部対策は、時間をかけて自然に行っていくものです。

例えば、被リンクを自作自演でつけるのは「ブラックSEO」と言われてペナルティになるし、SNSでの拡散は狙ってできるものではないし、ドメインパワーもコツコツと良質な記事を書くしかないですよね。

焦って上位を目指すと逆効果になります。

記事の質に自信があるなら一旦放置して、他の記事に注力したり、
ブログ全体のE-A-Tを高めることが大切です。

※E-A-Tとは「専門性、権威性、信頼性」のこと。Googleが最も重視している考え方と言われています。

以下の記事でE-A-Tについて詳しく解説しています。

EAT SEO
【SEO対策で最重要】『E-A-T』とは|知らないと順位が上がりません

続きを見る

【失敗回避】リライトの際の注意点

最後に、リライトで失敗しがちな点について解説します。

リライト直後は、順位が下がることもよくある

リライトをうまくやったからといって、
すぐに順位が上がるわけではありません。

むしろ、うまくリライトできていても、
順位が一時的に下がることはよくあることです。

検索エンジンがリライト後の情報を読み取って、再評価の段階にあるからですね。

なのでリライトして2〜3週間は様子を見ましょう。
1ヶ月以上経っても順位が戻らなければ、それはリライトの仕方が悪かったと判断できます。

その時はまたリライトをして、様子を見ましょう。

リライト内容は必ずメモしておくこと

何日に、どのようなリライトをしたのかは、
できるだけメモしておくことがおすすめです。

なぜなら、リライトがうまくいってもいかなくても、
その理由がわからないので、次に活かすことができないからです。

リライトのメモ例

8月22日リライト:タイトルを「〜〜〜」から「〜〜〜」に変更。「〜〜〜〜」という一文の付け足し。誤字脱字の修正。

例えば上記の感じですね。

元の記事を丸々コピーしておいてもいいかもしれません。

こういったリライトのメモは、
検索順位チェックツールに書くと確認しやすくて便利ですよ。

※僕の場合は、上記画像の右側にリライト情報などをメモしています。

これで、いつリライトして、いつ効果が出たのかが一目瞭然ですね。

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まとめ:リライトを制すものは、ブログを制す

以上、ブログのリライト方法について紹介してきました。

ざっくりまとめます。

  • リライトは「成果につながる記事だけ」やること
  • 検索順位を継続して計測すること
  • 50位圏外の記事は「301リダイレクト」で新しい記事を書くこと
  • 50位以内なら、順位ごとに適切なリライトをすること
  • リライトの効果を正しく理解するために、メモは必ずとること

リライトなしにSEOで上位を取るのは不可能です。

逆に、目的を持って計画的にリライトをしていけば、
必ずSEOで成果を上げることができます。

繰り返しますが、適切なリライトには検索順位チェックは欠かせないので、
まだ導入していない方はすぐに導入して毎日計測しましょう。

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今回は以上です!

よいブログライフをお送りください(^o^)/

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