こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
メディアの編集長をしつつ、年300冊以上読書をしています。
現代では読書以外にも、
素早く情報を取得できる手段や楽しい娯楽が増えました。
- Googleで瞬時に検索できる記事
- ニュースもゲームも手軽なスマホアプリ
- 誰でもすぐに見られるYouTube動画
- etc...
そんな便利な現代で「長文の本を読む利点はどこにあるのか?」
読書をせずにスマホばかりいじっている人(スマホ民)と比較しながら、
読書の利点5つを解説します。
読書をする人は、リラックスしていて思慮深く、論理的に考えられます。
成功者に読書好きが多いのは、偶然ではないです。
※記事の最後にスマホ民から脱却し、読書を楽しむコツのアドバイスもあります。
読書の5つの利点【短気なスマホ民】
読書の利点は、落ち着いて深い思考ができること。
ストレス社会を上手に渡るには「現代こそ」読書が必要です。
※スマホを使うこと自体を否定するものではありません。バランスが大事です。
YouTube楽しいですよね。
利点1:落ち着く
読書にはストレス解消&リラックス効果があると科学的に証明されています。
その他のストレスに効果的と言われる「散歩」「コーヒー・紅茶」「音楽」「テレビゲーム」などと比べても、読書が最もストレス解消効果が高いと実証されました。
読書に没頭することで、
余計な心配事や体の緊張が取れるのも読書の利点ですね。
忍耐力がないスマホ民
読書習慣がなく、暇があればスマホを触るような人は「基本的に短気」です。
自分がスマホ「中毒」になっていることも知らずに、衝動に任せて意味もなくスマホをいじるので、ストレスは解消されずに忍耐力が失われていきます。
利点2:読解力が身につく
長文を読むことで読解力が身につきます。
ですがメールやSNSのような短文のやり取りや、ネットニュースの短い記事では、
読解力を養うことは困難です。
なぜなら、結論部分だけ見て満足して、
その結論に至るまでの過程を「飛ばし読み」する傾向にあるから。
読書の利点は、結論に至るまでの過程を楽しみ、著者の思考を辿ることにもあるので、
そこで読解力が養われるわけです。
文脈を想像できないスマホ民
僕は読書も好きですが、
ネットニュースやSNS、YouTube動画もよく見ます。
その時に感じるのが「文脈を理解できない人がホントに多すぎるな」ということ。
こういったものは読解力や想像力がない、
文脈から判断することを知らない人たちがやることです。
あー、いやだいやだ。
※ここまで文章を読んでくださってるあなたは、ちゃんと文章読める人かと。
利点3:語彙力が身につく
本というのは基本的には文字が主体の媒体なので、当たり前ですが、言葉による表現方法が多彩です。
故に、読書をすればするほど語彙力が身につきます。
人は言葉で表現できないことを、うまく認識することができません。
これが言葉のチカラですね。
語彙力がないと自分がどんな感情を抱いているかを伝えることができないし、
コントロールすることも難しくなると言われています。
科学的にも感情表現の語彙力がある人(感情知性が高い人)は、
ストレスを回避しやすいと言われています。(※)
すぐに「(語彙力)」という逃げ技を使うスマホ民
YouTubeのコメ欄などでも時々見かける言葉。
こういう言葉もよく使われますね。
僕はこういう言葉を見る度に、ふ~(´・ω・`)ってなります。(語彙力)
利点4:論理的思考力が身につく
論理的思考力とは、
理由や根拠をもとに筋道をたてて理解する能力のことです。
本というのは、ほぼ全て論理的に構成されています。
なので読書を続けると、論理的思考力が自然と養われます。
普段の会話だと相手の身振り手振りから意味を推測したり、家族や友人との会話だと論理をすっ飛ばしても話が理解できるので、なかなか論理的思考力が養われません。
そしてネット上の炎上者は、論理的思考力がほぼないので、
いわゆる「感情論」によって、議論という名のケンカを始めます。
すぐに感情的になるスマホ民
感情論とは、
主観的な感情を根拠として議論を進めることをいいます。
物事に大してどう感じるかは千差万別なので、
お互いがお互いの感情を根拠にしていたら議論になるはずないですよね。
議論は客観的事実を根拠にしないと成り立ちません。
頼むから本読んでくれ。頼む(語彙力)
利点5:客観力(教養)が身につく
そろそろ飽きてきたので、最後に読書の利点を語ります。
僕が考える読書の最大の利点は、
「自分を見つめ直し、価値観を広げられること」かなと思います。
人は必ず死にますが、過去に生きていた偉人の「思想や理想」は本の中に生き続け、
今あるものは過去の人の積み重ねの上にあるということを教えてくれます。
読書しない人は、
「過去があって、今がある」という歴史的観点を忘れがち。
また「他の国に行けば考え方は異なる」という地理的観点も忘れがち。(得に日本人は)
今ある常識が全てで、変わらないものであるとさえ思っています。
いわゆる「常識人間」ですね。
読書で自分を広げ、確立しよう
人は様々な価値観や考え方、常識を持つ人たちを認め「比べる」ことで、
初めて「自分」を認識することができます。
なぜなら、どこから来て、どこに行くのかという「立っている場所の意味」が全く想像もできないから。
これがいわゆる「教養のない人」です。
周りを常に気にして生き、流され、操られ、奴隷になっていることも気づかない人です。
なぜ私はこういう考えなのか?社会はなぜ今の形なのか?過去からどのような影響を受け、将来はどう変わっていくのか?
こういったことは読書を通してしか身につかないと思うので、
本当の自分を知り、自分らしく生きたい方は是非、読書をしてください。
【スマホ民脱却】利点を得ながら読書を楽しむ方法
読書は苦行じゃありません。
「自分を知りたい」といった、
”好奇心”によって自発的に読書して欲しいなと思います。
強制的な読書は、上記の5つの利点全て得ることができません。
スマホ民は「強制読書」の被害者
読書や勉強は「常識」的に言えば、良いこととされていますね。
なので常識的な親や教師たちは、子供が嫌がっても読書や勉強を勧めます。
というか、押し付けますね。(自分は読んでもいないくせに)
しかし、読書や勉強などの学びの基本は「自発的な好奇心」なはず。
しかし、好奇心を忘れている大人たちは、
ある時を境に(他の子供と比べ始めた瞬間に)子供に必要以上の強制を始めます。
すると子供は好奇心を無くし、
自発的に学ぶことが嫌いになります。
内なる声に、耳を澄ませ
何が言いたいかというと、人は本来好奇心を持って生まれるので、
好奇心は身につけるものではなく、思い出すものということです。
なので無理する必要なし。
何となく本を開き、つまらなかったやめ、
面白かったらその感情に従いましょう。
月並みな表現ですが「内なる声に、耳を澄ましましょう」。
あの頃の自分は、奥深くにいるはずなので。
おわり。
追伸
読書の習慣化やおすすめの本などは他の記事にまとめているので、
是非見てみてくださいな。
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