こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
読書歴10年、年300冊以上読書してます。
年代別の読書傾向について、端的にわかりやすく紹介します。
本には様々な種類があり、読む目的や読み方や読む媒体まで、その傾向は様々。
年代別の読書傾向を参考に、読書の幅を広げてみたり、同年代の読書傾向とはあえて違う分野を楽しむのも、おすすめです。
この記事を最後まで読めば、読書の傾向の見え方が変わり、人生の見え方の幅も広がりますよ。
※3分程度で読めます。
読書傾向とは、何か?
読書傾向とは、どんなジャンルの本を読むのか、どんな作家を好んでいるのかなどの、本の好みの傾向のことを指します。
例えば下記の通り。
- 冒険もののノンフィクションが好き
- 波乱万丈の偉人、英雄の自伝本が好き
- SFファンタジーの非現実の世界に入るのが好き
- 知的好奇心をくすぐる一般学術書が好き
- 感情を揺さぶる人生を変えてくれそうな自己啓発本が好き
- 夏目漱石や森鴎外の流麗な文体の小説が好き
- ロシア文学の骨太な長編小説が好き
上記の感じで、本といっても様々な種類があり、本好きにも様々な種類の人がいます。
図書館では「個人情報」として扱われる
読書の傾向は、どんな分野の本をよく読むのかで、どんな思想に傾倒しているのかがすぐわかってしまいます。
なので図書館では、本の貸し出しなどの記録は「個人情報」として扱われるそう。
こんな感じで、その人の読書傾向には、個人的な考え方や思想信条が現れやすいんです。
本の読み方の傾向
本の読み方にも傾向があります。
ある程度本を読む人の中には、大きく分けると2つの読み方の傾向があります。
- 精読家⇒1冊を丁寧に精読して、読了するまで次の本を読まない人
- 乱読家⇒数冊以上常に併読して、飽きたらすぐに違う本を読んだり、途中でも一切読まなくなったりする人
前者は几帳面な人が多い、後者は好奇心旺盛な人が多いなどの傾向ですね。
電子書籍か紙媒体か
最近では電子書籍が普及してきたので、スマホアプリやKindleなどの電子書籍で読む人も増えてはいます。
ですが、読書好きの8割〜9割以上の人が「紙の本の方が好き」という傾向にあるようです。
電子書籍悪くないですよ。
僕は思い切って紙の本1,000冊ほど捨てて、Kindleに移行しました。
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【買うな】KindlePaperWhite本音レビュー【紙の本1,000冊から乗り換え】
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読書の目的の傾向
読書をする目的にも傾向があります。
- 単純に読むことが好きだから(→小説が多い)
- 知識や教養を深めるため(→古典が多い)
- 読解力向上や文章力向上などの自己投資のため(→実用書が多い)
こんな感じですね。
娯楽として小説に没頭するために読書する傾向の人と、スキルアップや自己投資のために知識を求めて読書する傾向の人に分かれるようです。
【年代別】読書傾向の変化について。子供からどう変わる?
では年代別の読書傾向の変化について、簡単に紹介します。
子供(小学生まで)の読書傾向
小学生が読む本の傾向は、長年親しまれている長編の作品が多いようです。
主には、以下のような作品ですね。
小学生は年齢より、難易度の高い本を読む傾向にあるようです。
(逆に中学生以降はレベルが低くなるそうな※)
比較的時間がある小学生の読書好きの子供は、シリーズ物を読み込む傾向にあるのかもしれません。
中学生の読書傾向
小学生の読書傾向とはガラッとかわり、中学生はいわゆる「ライトノベル」の本を読む傾向が強くなるそうです。
※ライトノベルとは、主に漫画やアニメ、ゲームなどを小説化した本のことを指します。
作品としては以下のような本が読まれる傾向にあるようです。
上記でも紹介しましたが、小学生は年齢よりも難易度の高めの本を読み、中学生になると上記のようなライトノベル本のような「比較的平易な本を読む傾向になる」ようです。
ちなみに読書は語彙力や読解力を上げる効果があるので、学力との相関関係があると言われていますが、ライトノベルと学力の相関関係は今の所見つかっていないようです。
高校生、大学生の読書傾向
残念ながら高校生や大学生になると、「ほとんど読書をしない」人が増える傾向にあるようです。
※もちろん読書好きで多読の人は、一定数います。あくまで、傾向です。
主な理由は以下のような感じですね。
- 高校生⇒部活や受験勉強、その他の楽しみ(友人や恋人との遊び)の時間が増えるから
- 大学生⇒バイトと友達との遊びの時間が増えるから
ようは、読書以上に刺激的な遊びを優先するということですね。
個人的な推測
読書や勉強を自発的にやっていた人と、強制されてやっていた人が、強制から開放されることで、本当に読書好きな人はさらにのめり込み、嫌々読んでいた人は一切読まなくなった結果、読む人と読まない人で2極化するのだと思います。
読まない人はどうせ読まないので、せめて嫌悪感は与えないでほしいですね。
社会人の読書傾向
最後に社会人の読書傾向ですが、様々なデータからわかっているように、社会人でも読書する人と読書しない人は大きく2極化しています。
1ヶ月に1冊も本を読まない人は50%以上、1ヶ月1,2冊読む人、つまりほとんど読まない人も含めれば、8割以上の社会人が本を読まない傾向にあります。
読書は語彙力や知識量を増やして学力を高めたり、社会人として成功するための知識や教養を身につけるには欠かせないツールなので、できるだけ慣れ親しんでいたいですね。
まとめ:自分の読書傾向を把握しつつ、読書の幅を広げよう
以上、読書傾向とは何か、そして、年代別の読書の傾向について解説しました。
ぶっちゃけ、日本人は読書しなさすぎです。
上記までで見てきた、一般的な読書傾向(小学生は読書してる傾向にあるけど、社会人になるにつれて読書しなくなる)とは、真逆ですね。
社会人こそ、読書が必要です。
社会人の勉強時間は1日6分なんて言われたりもするので、1日10分読書習慣をつけるだけで、市場価値はバク上がりします。
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よい読書ライフをお送りください_(:3」∠)_