こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
ミソフォニアの当事者です。
ミソフォニアは発達障害なのか、その違いについて調べてみました。
本記事の内容
- そもそもミソフォニアとは?発達障害とは?
- ミソフォニアは発達障害なのか?結論、どうでもいい。
ミソフォニアと発達障害の特徴を解説しますが、結論、どうでもいいですね。
ただし、正しい知識は必要かと思うので、最後まで参考にしてください。
そもそもミソフォニアとは?発達障害とは?その違い
まずは違いをはっきりさせるために、それぞれの特徴を簡単に解説します。
ミソフォニアとは。その特徴。
ミソフォニアとは、日本語で音嫌悪症(おとけんおしょう)と呼ばれるもので、 精神疾患の1種だと言われています。
特徴としては、人が発する特定の音や反復動作に対して、
異常な感情(激しい不安や怒り)が起きること。
単純な嫌気ではなく、発汗や筋肉緊張を伴う「怒り」の反応があります。
ミソフォニアの人が反応しやすいものは以下の通り。
(この他にもたくさんあります)
原因ははっきりとしていませんが、「規範意識」が原因と見られていたり、
脳の神経回路が通常と異なっているとする見方もあります。
聴覚過敏とは違う
ミソフォニアと聴覚過敏は似ていますが、違う症状です。
聴覚過敏とは、言葉の通りで「聴覚が過剰に敏感」なので、
大きな音に動揺したり、普通の人が気にならない音に気を取られてしまいます。
聴覚過敏の人は以下のような音に反応しやすいと言われています。
ちなみに僕はミソフォニアですが、このような症状はありません。
ミソフォニアと聴覚過敏のどちらの症状もある方もいると思うので、
判断は難しいところですが、上記で示した特徴からどちら寄りかで判断できます。
発達障害とは。その特徴。
発達障害とは、生まれつき脳の一部に障害(機能的違い)があることを指します。
「障害」といっても、病気なのではなく「一般的な脳と異なるだけ」です。
発達障害にはいくつかのタイプがあります。
- 自閉症スペクトラム(ASD)
- アスペルガー症候群
- 注意欠如・多動性障害(ADHD)
- 学習障害
- チック障害
- 吃音(きつおん)症
これらは併発することも多いらしく、発達障害と言っても個人差が大きいようです。
ミソフォニアが発達障害かはわからない
ミソフォニアは発達障害である、といった主張も医学的根拠もありません。
ミソフォニアも発達障害の一つであると言えます。
ちなみに「聴覚過敏」は発達障害の一つである、
自閉症スペクトラム(ASD)の人が発症しやすいと言われています。
ただ自閉症の人が聴覚過敏になりやすいだけで、
「聴覚過敏≠発達障害」ということに注意してください。
(そう考えるとミソフォニアも発達障害ではないかも)
ミソフォニアは発達障害なのか?結論:どうでもいい
ミソフォニアは近年注目されるようになった症状なので、研究も少なく改善方法なども未確定のままです。
なので今後「ミソフォニアは発達障害の一種だ」とされることもあるかもしれませんが、仮にそうなったとしても「だから何だ?」ってだけですよね?
誰かが名前つけただけ。症状は変わりません。
発達障害の人は優秀な人が多い
歴史上の偉人でも、発達障害だっただろうと言われている人はたくさんいます。
一例ですが、こんな感じ。
- 失読症→ウォルト・ディズニー、スティーブン・スピルバーグ
- 自閉症スペクトラム(ASD)→アンデルセン、トム・クルーズ
- アスペルガー症候群→アインシュタイン、イチロー
- 多動性・注意欠陥(ADHD)→エジソン、スティーブ・ジョブズ
- 学習障害→レオナルド・ダ・ヴィンチ
- 広汎性発達障害(PDD)→モーツァルト、ビル・ゲイツ
現在でも優秀な成果を出す人には、発達障害の人が多いと言われています。
なぜかといえば、先程も解説したように発達障害は「障害」ではなく、
「個性的な脳の機能」なだけで、何も脳が大きくならないとかそういう類のものではないから。
だからこそ、「障害」という古臭い日本語はやめてほしい。
といった時代があったのでしょう。
というか今もありますね。
凡人は発達障害をバカにする
現在でも成果を出している有名人や経営者などには、
公言こそしていなくても発達障害の人は多くいます。
そしてそんな人達に対して浴びせられるアンチコメントはこういったもの。
- お前、アスペだろwww
- 発達障害のくせにー
簡単に言えば「嫉妬」ですね。
ようは成果出している人を「障害者」として、
下に見ることで優越感に浸ろうとするわけです。
ミソフォニアが発達障害なのか心配するのも、愚かなことだと思いますね。
まとめ:ミソフォニアだろうとなんだろうと受け入れて進もう
以上、ミソフォニアは発達障害なのかについて解説しました。
結論は、わからないし、どうでもいい、です。
僕はミソフォニア当事者なので、色々な音に対する対策をしてきました。
以下の記事で、ミソフォニアの症状を持っている方に役立ちそうな情報をまとめていますので、参考にしてみてください。
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今回は以上です!