こんな悩みに答えます。
こんにちは、ショーイです。
ミソフォニア歴20年で未だに完治していません。
ミソフォニアの症状を持っていると、雑音が多い職場環境は耐え難いですよね。
そこでミソフォニアの人が仕事中に感じる、不快な音の対処法や根本的治療法などを、
個人的な意見やアドバイスとして紹介します。
本記事の内容
- ミソフォニアの人が仕事中に感じる不快な音と対処法
- ミソフォニアの原因と根本的な治療法
- ミソフォニアの人におすすめしたい仕事3選
ミソフォニアは近年注目されるようになった症状なので、
専門医と呼べる人がほぼいないのが現状です。
この記事を読み「ミソフォニアの症状はあなただけではない」と知れば少しは肩の荷がおり、
その特性を活かした仕事や職場環境を選べるようになると思います。
自分に合っていない仕事を続けるのは不毛なので、
環境を変える勇気を持ち、行動してみることをオススメします。
先にミソフォニアの方におすすめの仕事3選を見たい方は、» コチラからどうぞ。
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【ミソフォニア歴20年の僕が教える】音嫌悪症の正体と聴覚過敏の違い
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ミソフォニアの人が仕事中に感じる不快な音とその対処法
ミソフォニアの僕が仕事場で感じた不快な音の多くは、以下のようなものでした。
コーヒー(飲み物)をすする音、咀嚼音
最も苦手なのは咀嚼音や、コーヒーなど飲み物をすすって飲む音。
「音立てずに飲めるのに、なぜ音を、、、(イラッ)」
こういった立てる必然性も、必要性もない音は本当にムカつきますね。
特に職場ではコーヒーを飲む人も多かったので不快でした。(一部のみですが)
咀嚼音は言うまでもなく、最大級の怒り(サツイ)
咀嚼音は最大級の怒りを感じます。
ストレスフルですね。
咀嚼音やすする音への対処法
僕がやってきたことはこれしかありません。
- イヤホンまたは耳栓をつける
- その場から逃げる
- 一瞬で食べて散歩に出る
ミソフォニアの症状を持ってる方はどれもやってるかと思いますが、これしかないですね、、。
根本的な治療にはなりませんが、仕方なしです。
以下の記事でミソフォニアの方におすすめのイヤホンや耳栓を紹介しています。
-
ミソフォニアにおすすめのイヤホン&耳栓6選【歴20年の僕が教えます】
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キーボードのタイピング音や反復動作
キーボードのタイピング音や、貧乏ゆすりなどの反復動作もムカムカします。
「カチャカチャカチャ、、ターーーンッ!!」
Macのような薄いキーボードならまだ大丈夫なこともありますが、仕事場で使われるのは分厚くて安いキーボードばかり。
貧乏ゆすりや、机を指でトントン叩く動作や音にも最大級の怒り(サツイ)がわきます。
タイピング音や反復動作の対処法
これもイヤホンや耳栓を使うしかないですね。
ただ貧乏ゆすりなどの反復動作は、視界に入るとどうしてもイライラします。
ミソフォニアの症状を知らない方も多いので、
その場合は「病院で診断書を書いてもらう」のもあり。
ミソフォニアは心療内科で診断してもらうことができます。
-
【ミソフォニア診断】音嫌悪症のセルフチェック表【診断書は病院で】
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咳払い、大きなくしゃみ、話す声の大きさ
僕の場合咀嚼音ほどではありませんが、
咳払いや大きなくしゃみ、話す声が大きいい人も嫌ですね。
「なぜそんなバカでかい音を、、、自分を客観視できないのか、、?(ムカッ)」
こればかりは対処法がなく、
勇気を持って話すか、思い切って仕事を変えて在宅ワークにするしかないです。
最近は在宅でもできる仕事が増えてきていますし、コロナの影響もあり在宅ワークが一般化しています。
これもチャンスだと思うので、思い切って仕事を変えてみるのもありですね。
おすすめの仕事は、記事後半で解説します。
ミソフォニアの原因と根本的治療法
ミソフォニアの研究はまだ初期段階なので「絶対にコレ!」といった原因や治療法は見つかっていません。
なので、僕の経験上やいろいろ調べてわかったことから、
もっともらしい原因や治療法を紹介します。
ミソフォニアの原因は「規範意識」の可能性大
ミソフォニアは精神疾患の一種と言われています。
そして、そんなミソフォニアの最大の原因は「規範意識」と言われています。
規範意識とは、マナーや、法律などの社会のルールを守ろうとする意識のこと。
つまり、「不必要」だと感じる(思う)音や、「必然性がない」と感じる音に対して怒りを感じるのがミソフォニアの特徴と言えます。
耳の病気ではなく心理的なもの
こういったことからも、ミソフォニアの症状を持っている人が耳鼻科に行くのは間違っています。
聴覚過敏(感覚が鋭いだけ)なら耳鼻科でいいと思いますが、先程述べたようにミソフォニアは「心療内科」に行くべき。
ただ、心療内科に行っても改善できるわけではなく、意味があるのは診断書を書いてもらえることくらいです。
規範意識をほぐすためには、認知行動療法が効くかも
規範意識がミソフォニアの原因だとすれば、
「認知行動療法」などの心理的改善策が有効な可能性が高いと言われています。
これで治ったミソフォニアの方もいるそうです。
凝り固まった考え方や、偏った受け取り方を自分で認識して受け入れることで改善していくということ。
精神科で心理療法を受ける手段もありますし、自分で認知行動療法を勉強するのもいいと思います。
僕がおすすめしたいのは認知行動療法の一つでもある、
「ACT(アクセプタンス・コミットメント・セラピー)」。
「ACT」では、自分の中のネガティブ感情を捨て去るのではなく「受け流す」ことが学べます。
まずは感情を受け入れて、そして受け入れつつも、自分が本当に望んでいることに集中することが大切です。
以下の本はACTの入門書で、実際に行動するためのワークシートなどもあり、メンタリストのDaiGoさんもおすすめしていたので、是非試してみてください。
単なるストレスがミソフォニアの症状を増幅させる
生活習慣に問題がある人は、まず自分ができる範囲の改善をしましょう。
なぜなら、心理状態は体調と密接に関係しているからです。
- 健康状態が悪い
- 食事(栄養)が偏っている
- 運動をしていない
- 睡眠不足
上記の状態はいずれも自分で改善できることです。
生活習慣が悪い人は、うつ病にもなりやすいです。
そして、うつ病の人はミソフォニアのような症状を発症しやすいと言われています。
つまり、もともとミソフォニアの症状がある人が、上記のようなストレスフルな生活をしていると、耐え難いほど症状が悪化してしまうということ。
「自分はミソフォニアなのでは?」と考える人もいるくらいです。
どちらにしろ生活習慣の改善は全てにおいてメリットがあるので、
心当たりがある方は見直していきたいですね。
ミソフォニアの人におすすめしたい仕事3選
僕がミソフォニアの人におすすめしたいのは、
在宅ワークまたはリモートワークで仕事ができる職場を探すこと。
最近はネットの発達やコロナ禍の影響もあって、在宅でも一般サラリーマン以上に稼げる仕事はたくさんあります。
こういった環境に身を置かない限り、ミソフォニアのストレスを完全になくすことは難しいかなとおもいます。
そこで在宅ワークができる、またはリモート就職ができる仕事を紹介します。
①「クラウドソーシング」:在宅で稼げる実感を掴む
在宅で稼ぐことに実感がわかない方は、クラウドソーシングサービスなどで簡単な副業を始めてみるのがおすすめです。
例えば「データ入力」のような仕事は、パソコンでタイピングができるなら誰でもできますね。
このような仕事を副業としてやっていくことで、在宅でも稼げるという実感がつかめるかと思います。
その他にもライターとして文字単価で仕事をしたり、プログラミングを学べばWEBデザインの仕事も在宅でできるようになります。
代表的なクラウドソーシングサービス
まずは無料登録をして、どんな仕事があるのか把握しておきましょう。
②ブログやアフィリエイトなどの副業に挑戦してみる
ブログやアフィリエイトを副業として始めてみるのもおすすめです。
当ブログでも月15万円ほどの収入があります。
ブログやアフィリエイトをやっていると、上記のようなクラウドソーシングの案件も受注しやすくなります。
過去の辛い体験や学びを記事にすることもできて、
それが誰かの役に立つ喜びも味わえます。
以下の記事で当ブログのようなWordPress(ワードプレス)ブログの解説方法を紹介しています。
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【スマホで5分】WordPressブログの始め方【初心者も簡単】
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③WEBデザイナーにキャリアチェンジする
WEBデザイナーは、ミソフォニアの方にはイチオシの仕事です。
理由は下記の3つです。
- 人と全く接しなくても完結できる仕事だから。
- 今後さらに深刻化する「不況」の日本社会でも、需要が伸び続ける数少ないジャンルだから。
- 勉強すれば「誰でも」「いつからでも」身につくスキルの1つだから。
WEBデザイナーと聞くと難しく思う方も多いと思いますが、
実際は、勉強すれば誰でも身につくスキルの一つです。
またWEBデザイン(プログラミング)の市場はグングン伸びていて、今後も継続成長するのは目に見えています。
特にプログラミング関連の仕事は、「人と全く接しなくてもネット上で完結できる案件も多い」ので、ミソフォニアの方にピッタリの仕事だと思います。
WEBデザインは独学も可能ですが、下記のような有名なプログラミングスクールに通うのもおすすめです。
TECH::CAMPなら無料カウンセリングがネットでできるので、まずは相談してみましょう。
※無料カウンセリングで、セールスを掛けられることはありません。
※上記のTECH::CAMP(テック・キャンプ)は、YouTubeで約90万人の登録を誇る「マコなり社長(真子就有)」の会社なので安心です。
まとめ:ミソフォニアの方は「心、体、環境」に自分で配慮しよう
以上、ミソフォニアの方が仕事場で不快に感じる音と、その対処法などについて紹介してきました。
ミソフォニアはまだ医学的にも発見されて間もないので、治療法なども確立されていません。
ですが、今回紹介したような「自分でできること」も少なからずあります。
最後に簡単にまとめます。
- 基本的には耳栓やイヤホンを使ってその場を凌ごう
- 心療内科で診断書を書いてもらえば、職場の理解が得られる可能性も
- ミソフォニアの最大の原因と言われているのは「規範意識」
- 「ACT」などの認知行動療法を実践してみよう
- 食事、睡眠、運動など自分で改善できるところは必ずやろう
- 仕事場などの環境も、自分で行動すれば変えられます。
大抵の人は、今いる環境を惰性的に過ごしてしまい、なかなか環境を変えようとしません。
人間の思考や精神状態、行動に影響を与えているのは環境です。
ちょっと勇気を出せば、環境も変わりミソフォニアの症状で悩むストレスもなくなるかもしれないので、できることからやっていきましょう。
WEBデザイナーの仕事は、イチオシです。
1度無料カウンセリングしてみてください。
» 【無料相談】WEBデザイナーの仕事内容を見る【TECH::CAMP】
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今回は、以上です!