
こんな疑問に答えます。
WordPressブログ運営をしていくなら、
プライバシーポリシーページはとても重要です。
なぜなら、アドセンスやアフィリエイト広告で収益化を目指すブログはもちろん、
アクセスを解析するだけのサイトでも、プライバシーポリシーの設定は必須だから。
そこら辺も含め、わかりやすく解説します。
本記事の内容
- 「プライバシーポリシー」とは何か?なぜ必要なのか。
- WordPressで簡単にできる、プライバシーポリシーページの作り方
- 【雛形あり】プライバシーポリシーページの書き方【注意点も】
この記事を書いている僕は、WEBサイト運営歴3年ほど。
ですが実は、チョー簡単に作ることができます。
この記事を読み終われば、Wordpress初心者の方でも、
プライバシーポリシーページに関して悩むことはなくなりますよ(^^)/
※プライバシーポリシーページがあると、アドセンスやアフィリエイトASPに受かりやすくなるので、WordPressブログを収益化させたい方は、最後まで必見です。
もくじ
「プライバシーポリシー」とは?WordPressブログに必須です。
プライバシーポリシーとは、日本語にすると「個人情報保護方針」になります。
ようは、こういうことです。
上記のことをブログ訪問者に伝えるためのページが、
プライバシーポリシーページということになりますね。
プライバシーポリシーを掲載しなければいけないブログとは?
プライバシーポリシーページを記載しなければいけないブログとは、どんなブログなのか?
そこについて「日本公益社団法人 日本広報協会」のサイトより引用します。
「プライバシーポリシー」とは、個人情報について、その収集や活用、管理、保護などに関する取り扱いの方針を明文化したものをいいます。
すべてのウェブサイトに必要なものではありませんが、個人情報を収集するサイトの場合は、プライバシーポリシーの制定と明記が必要とされています。
具体的には、以下の内容を有するウェブサイトが対象になります。
- 商品や各種サービスの申込み、確認
- 懸賞・クイズへの応募
- カタログ・資料請求
- 会員制サイトへの登録や入会
- イベントの参加申込み、施設の利用申込み
- メールによる問い合わせ、照会や意見募集
- 電子会議室や掲示板
- メルマガ等の配信登録
- クッキーによるユーザー識別やアクセス情報の収集
- その他、何らかの形で個人情報を収集するもの
つまり下記のようなWordPressブログでも、
プライバシーポリシーページは必須になります。
- お問い合わせページを設置している
- Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを導入している
- Googleアドセンスやアフィリエイトを実施する、または、実施予定
このように「ネット上に存在する、ほとんどすべてのサイトやブログ」は、
プライバシーポリシーページを作成する必要があることがわかると思います。
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスを導入している方は、
「プライバシーポリシーを作り、決められた記載をする必要がある」と書かれています。
7. プライバシー
お客様は、Google が個人情報として使用または認識できる情報を Google に送信したり、第三者によるかかる行為を支援または許可したりしないものとします。お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意および遵守し、ユーザーからの情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規制を遵守するものとします。お客様はプライバシー ポリシーを公開し、そのプライバシー ポリシーで Cookie の使用、モバイル デバイスの識別情報(Android の広告識別子、iOS の広告識別子など)、またはデータの収集に使われる類似の技術について必ず通知するものとします。また、Google アナリティクスを使用していること、および Google アナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについても開示する必要があります。
上記のプライバシーポリシーに記載すべきことを、
簡単にまとめるとこんな感じです。
- Googleアナリティクスを利用していること
- どのようにデータを収集して処理するのか
- データ収集のためにCookieを使用していること
Googleアナリティクスに限らず、
ブログのアクセス解析を行っている方は、上記のような記述が必要になります。
※Cookie(クッキー)とは、簡単に言えばウェブサイトを見たときに保存される、部分的な個人情報のことです。
後ほどプライバシーポリシーに書く文章の、
雛形(テンプレート)も解説しますね。
Googleアドセンス
Googleアドセンスの場合も、
下記の引用のように「プライバシーポリシーに明記することを必須」としています。
サイトのプライバシー ポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
上記をまとめると、こんな感じ。
- ユーザーの過去のアクセス情報に基づいて、広告の配信をしていること
- Cookieを利用して情報を収集していること
- Cookieを無効にして、パーソナライズ広告を無効にできること
上記をプライバシーポリシーに記載する必要があります。
こちらに関しても、後ほど雛形(テンプレート)を掲載します。
WordPressブログのプライバシーポリシーページの作り方:雛形(テンプレート)

わかります。
でも実は、Wordpressにはデフォルトで、
プライバシーポリシーページの雛形(テンプレート)が用意されています。
さっそく、作っていきましょう。
WordPressのプライバシーポリシーの雛形はここ
まずはご自身のWordPressの管理画面にアクセスします。
管理画面左メニューから、
「設定⇒プライバシー」をクリックします。
すると下記のような「プライバシー設定」の画面に移ります。
「新規ページ作成」をクリックしましょう。
上記のようにプライバシーポリシーの編集画面には、
すでに雛形の文章が書かれています。
※上記画像の中の赤枠で囲っているところに「プライバシーポリシーガイド」というのがあるので、細かい点やわからないことがあったら参考にもできます。
ただし自分で入力しなければいけない項目(アナリティクスや広告についてなど)が何個かあるので、
そこだけ追記・修正して、プライバシーポリシーページを作成していきましょう。
【コピペOK】プライバシーポリシーページの書き方
では上記のWordPressのデフォルトのプライバシーポリシーページで、
追記する必要のあるところを解説します。
またすでにデフォルトで書かれている文章も、
自分で読み込んで理解しておくことをオススメします。
※何かトラブルが合った時に、困ると思うので。
お問い合わせフォーム
デフォルトでは「お問い合わせフォーム」というところが空欄になっています。
» 初心者でも簡単。Wordpressの「問い合わせフォーム」の作成方法
お問い合わせフォームを作ることができたら、
下記を参考に記載していきましょう。
お問い合わせフォームの雛形(コピペOK!)
当サイトのお問い合わせフォームから収集する個人データは、主にメールアドレス、名前、IPアドレスです。保持期間は約1年間ですが、マーケティング目的には使用しないことを言及しておきます。
こんな感じですね。
お問い合わせフォームがどのような情報を収集しているかによって記述することは変わりますので、その場合は適宜修正してください。
アナリティクス
ここの項目にはGoogleアナリティクスをはじめとした、
アクセス解析機能を使っている場合に記載しましょう。
「アナリティクス」の雛形(コピペOK!)
当サイトではサイトの利用状況を把握するため、またサイト品質向上のためにGoogleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しております。このアクセス解析ツールはトラフィックデータ収集のためCookieを使用しています。このデータは個人データではなく非個人データです。また、Cookieにより収集した情報は広告をより効果的に作ったり、ユーザーエクスペリエンスを向上させたりとサービス改善のために利用されています。 取得したデータをどのように扱い、どのような形でプライバシーを保護するというのかについてはGoogleポリシー基づいて管理されます。詳しくは「ブラウザによって送信された情報の Google での利用について | Googleポリシーと規約」に記載されている内容からご覧いただけます。
Googleアナリティクスを利用している方は、上記の感じでOKです。
※Googleアナリティクスではないアクセス解析機能を使っている方は、そのサイトに案内されていることを参考にプライバシーポリシーに記載してください。
当サイトに掲載されている広告について
デフォルトでは「広告について」という項目はありません。
下記を参考に作ってみてください。
Googleアドセンスを設置している場合の雛形(コピペOK)
当サイトはGoogle及びGoogleのパートナー(第三者配信事業者)の提供する広告を設置しております。その広告配信にはCookieを使用し、当サイトやその他のサイトへの過去のアクセス情報に基づいて広告を配信します。 Google が広告 Cookie を使用することにより、当サイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告を表示しています。 お客様はGoogleアカウントの広告設定ページ(https://adssettings.google.com/u/0/authenticated)で、パーソナライズ広告を無効にできます。また aboutads.info のページにアクセスして頂き、パーソナライズ広告掲載に使用される第三者配信事業者のCookieを無効にできます。 その他、Googleの広告におけるCookieの取り扱い詳細については、Googleのポリシーと規約ページ(https://policies.google.com/technologies/ads)をご覧ください。
amazonアソシエイトに加入している場合の雛形
当サイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
その他、アフィリエイトASP(A8.netやもしもアフィリエイトなど)を利用している場合は、そのことも明記しましょう。
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その他の空欄部分に関して
下の方にある「追加情報」などの空欄部分は、サイトが商業目的で、個人データのより複雑な収集または処理をしている場合に書くところです。
なので、普通にブログ運営している分には書かなくても大丈夫です。
当ブログの「プライバシーポリシーページ」はこちらから見ることができます。
プライバシーポリシーページの作り方と注意点
最後に、プライバシーポリシーを表示する方法やその際の注意点を解説します。
プライバシーポリシーは固定ページで作ること
上記の手順で作成すれば固定ページでの作成になっていると思いますが、
この時にやっておいたほうがいいことを紹介します。
※必須の設定ではありません。
パーマリンクを変更する
記事タイトルを日本語で「プライバシーポリシー」にしている場合は、パーマリンクがそのまま日本語で表示されているので、英語に直すのがおすすめ。
他の記事のパーマリンクも一緒ですね。
noindexタグを設定する
上記の手順でプライバシーポリシーを作成した場合は、
noindexタグを設定することをオススメします。
まぁそこまで気にする必要もないですが、SEO対策を万全にしたい方は。
※もし「自分の言葉で全て書き直した」という場合なら、noindex指定しなくても大丈夫です。
固定ページの作成法や、
noindexタグの意味や設定法は以下の記事を参考にしてください。
プライバシーポリシーをサイトに表示させる
プライバシーポリシーのページを作成して公開をしても、
そのままではサイトのどこにも表示されません。
なので、自分でサイトのフッターやサイドバーなどに設置する必要があります。
フッターとはサイトの一番下のことです(当ブログの例)
以下の記事を参考に、作成したプライバシーポリシーページを表示させましょう。
WordPressブログの「プライバシーポリシー」:まとめ
では最後に、Wordpressブログのプライバシーポリシーページについてまとめるとこのようになります。
プライバシーポリシーページについてのまとめ
- アクセス解析などをしている場合は作成しよう
- 広告を利用している場合も必ず作成しよう
- WordPressのデフォルト機能を使ってサクッと作成しよう
プライバシーポリシーページと聞くとWordpress初心者にとっては難しく感じるかもしれませんが、基本的に同じような文言で構成されるので、初心者でも簡単に作成できます。
プライバシーポリシーやお問い合わせフォームを作れば、
GoogleアドンセンスやアフィリエイトASPの審査に通りやすくなります。
「無料で」全てのASPに登録ができるので、
ページの作成が完了したら、すぐに登録申請をしていきましょう。
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それでは、よいWordpressライフをお送りください(^^)/