こんな疑問に答えます。
こんにちは、ショーイです。
年300冊ほど読んでいますが、18歳まで読書経験ゼロでした。
そんな僕ですが、
今回ご紹介する「読書のコツ」を掴んでからは大の読書好きになりました。
本を読むのに才能は入りません。
大事なのは「きっかけ」と「慣れ」です。
本記事の内容
- 集中し続けるコツ
- 楽しむコツ
- 早く読むコツ
- 小説を楽しく読むコツ
- 要約するコツ
上記5つのポイントを、簡潔に解説します。
読書が苦手な方は1〜3のコツを掴むだけで、
読書が好きになり、継続して読書ができるようになりますよ。
読書で、集中し続ける3つのコツ:興味、必要性、環境
まずは基礎中の基礎、
読書で集中し続ける、3つのコツを解説します。
興味または必要性のある本を読む
時間がある人は「興味」がある本を、
忙しいビジネスパーソンなら「必要性」のある本を読みましょう。
以下はダメな例。
- 人気ランキング1位の本だから読む
- 学校や上司に強制された本を読む
なぜダメかといえば、
自分にとって興味がない、必要性を感じない本の可能性が高いから。
強制されて本を読んでも、読書嫌いになるだけです。
大型書店に行ってみよう
読書好きな方ならネットでサクサク注文するのは便利でいいですが、
読書が苦手な方は、まずは本屋で実物の本を手にとって選ぶべき。
読書初心者の人は、下記の本がおすすめです。
※書籍版もあります。
興味のある本を選ぶことの重要性から、
選んだ本の読み方までわかりやすく学べます。
尊敬する人の本を読む
どうしても興味のある本を選べないという方は、
自分が尊敬している人がおすすめしている本を選ぶのもおすすめです。
その人が好きな本というのは、その人の価値観が反映されているわけですから、
あなたにとっても有意義な可能性が高いです。
僕が次の本を選ぶのも、その前に読んで面白かった本でおすすめされている本や、尊敬している人がおすすめしている本が多いです。
もちろんハズレ(自分には合わない)本はありますが、
ヒット率は高いですね。
BRUTASとかで選ぶのもいい
BRUTASというライフスタイルの情報誌には、
芸能人を始め、その業界の第一線で活躍している人たちのおすすめ本などを特集していることがよくあります。
こういった雑誌から、
自分と近しい職業の人のおすすめしている本を選ぶのもありですね。
※上記の「Casa BRUTAS」ならKindle Unlimitedの読み放題でも読めます。
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環境を整える
本選びができたら、集中して本を読み続けられるだけの環境づくりも大切。
簡単な例で言えば下記のようなもの。
- スマホやテレビなどが見えない環境で読書を始める
- 本の内容について話し合える友達を作る
- 本を読む時間帯を決める(寝る前の30分など)
集中できる環境なくして、習慣化は無理です。
読書好きな僕でさえも環境づくりには未だに気をつけているので、
読書が苦手ならなおさら気をつけるべきですね。
以下の記事で更に詳しく解説しています。
-
【全集中】読書がはかどる環境の作り方【年300冊読む僕が解説】
続きを見る
読書を楽しむコツ:語彙力強化&多読
続いて、読書を楽しむ3つのコツを紹介します。
基礎語彙集は1冊読み切ろう
ある程度の年齢(10代後半以上)だけど、
読書が苦手という方は、語彙力不足の可能性大です。
そんな方はちょっと頑張って、
基礎的な語彙集を1冊だけでいいので習得すると楽になります。
実際に僕も最初は語彙力のなさを痛感し、
高校の現代文語彙集を集中的に読んでた時期があります。
高校の参考書じゃなくてもいいですが、こういった本で集中的に基礎語彙力をつけると、
あとあとの読書が楽になり、本を読むことが楽しくなりますよ。
ポイントは、期間を決めて集中的に勉強することです。
※案外こういった本を読むのも楽しいし、1ヶ月もあれば身につきますよ。
多読は必須
基礎的な語彙力が身についたら、あとはひたすら本を読むだけ。
正直いうと、上記のような語彙集を身につけたからといって、
すぐにどんな本でも読めるようになるわけではありません。
どんなに読書家と言われる人も未知の分野の本を読むときは、
言葉を学びながら本を読んでいるわけです。
「じゃあなぜ、そんな苦行みたいなことを楽しめるか」と言うと、
知らない言葉を知ること自体の喜びや、知識が増えて視界がひらける喜びが感じられるから。
いわゆる、知的好奇心というやつですね。
読書に対する嫌悪感をなくして、強制されず、焦らずに、
興味を持って自発的に読めば知識を得る楽しさに気付けるかと思います。
読書を早く読むコツ:拾い読みを極めよう
大前提として、本を早く読む必要はありません。
大事なのは早く読むことではなく、必要のない部分を「読まない」ことです。
関連記事【速読は嘘】読書スピードを上げるたった1つの方法【75%は遺伝】
語彙力が増えれば読む速度は早くなる
上記の記事に詳しく書かれていますが、
本を早く読む唯一の方法は、語彙や背景知識を増やすことだけ。
大げさな例ですが、例えば下記。
- りんごが木から落ちて、坂道をコロコロ転がった。
- 林檎が万有引力により樹木から落下し、慣性の法則に後押しされ、傾斜した小道を輾転した。
後者の文章の意味をすぐに理解できないのは、単にその言葉に慣れていない、または知らないだけですよね。(こんな文章書く人いないですが笑)
前者の文章をすぐに理解できない人はいないはず。
なぜなら普段でもよく使っている言葉で、すぐに想像ができるから。
簡単に言えば、言葉に慣れているかいない、それだけです。
拾い読みだけが本当の速読です
言葉からイメージを思い浮かべるスピードは遺伝子である程度決まっているらしいので、そこを無理して早くする必要はありません。
重要なのは、どの本のどの部分を熟読するのかを決めること。
拾い読みができれば、
単純に10倍早く本を読んでいるのと同じになります。
こういった読書術に関しては以下の記事にまとめているので、参考にしてください。
-
【読書術】科学的に正しい本の読み方3ステップ【効率重視・速読不要】
続きを見る
小説を読むコツ:好きな作家&読まなくていい
小説を読むコツは、好きな作家を見つけること。
「人気だから」「売れてるから」といった理由で読むと、幻滅する人が多いのはコレが理由です。
好きな作家を見つけよう
僕が好きな日本人作家を上げると、
村上春樹さんとか、恩田陸さんとかになります。
ですが、村上春樹アンチは多いですよね。
僕の場合も、誰かに小説をおすすめされても読む気にならないし、
つまらないなと思う本がほとんどです。
こんな感じで、小説というのは作家の個性が現れやすいので、
読み手の側でも好き嫌いが大きく別れます。
そもそもなぜ小説を読みたいのか
小説は娯楽です。
なのでわざわざ無理して読むものじゃないんですよね。
こんなこと書くのあれかもですが、
コツを聞く時点で小説を読みたいわけではないと思うので、読まなくていいかもです。
読書感想文とかで読まされるなら、
過去の僕みたいにネット上にある文章リライトしましょう。
イヤイヤ読んでも、
いずれ読書好きになる芽を摘むだけなので。
村上春樹初心者におすすめの小説
恩田陸初心者におすすめの小説
読書をしたあとの要約(アウトプット)のコツ
最後に、
読書で得た知識を定着するための要約(アウトプット)のコツを紹介します。
読書とアウトプットはセットです。
読書をしても、読んで終わりじゃほぼ意味無しです。
上記の通り、読むだけ(インプット)ではほとんど知識は定着しません。
重要なのは「言うor書く」つまり読書ノートに要約したり、「人に教える」つまり発信や行動によるアウトプット作業です。
いくら読んでも読書がうまくならない人は、
この部分を疎かにしている場合がほとんどです。
- わからない言葉を調べない
- 誰とも本の内容を共有しない
- 実際に行動に移さない
こういった読書は実になりません。
読書のアウトプットのコツは下記記事にまとめています
アウトプットに関しては以下の記事を参考にしてください。
-
読書の要約3つのコツと書き方【要約サイトは読書効果なし】
続きを見る
-
【読書ブログの作り方】プロブロガー&読書家の僕が解説【感想・記録にも】
続きを見る
-
【簡単】読書知識をアウトプットする最速・最強の方法【これしかない】
続きを見る
今回は以上です!
よい読書ライフを(^o^)/