【詳説】WordPressの固定ページとは/編集7つの手順【表示されない対処法も】

WordPressの「固定ページ」って、どうやって編集すればいいんだろう?テンプレートの選び方とか、表示されない時の対処法も知りたいな。

こんな疑問に答えます。

こんにちは、ショーイです。
WEBサイト運営歴は4年ほどです。

この記事では、Wordpressの「固定ページとは何か?」という基礎的なところから、
編集方法やテンプレートの変更方法、表示されない時の対処法まで解説します。

WordPress初心者にもわかりやすく解説するので、
この記事だけで、固定ページに関してマスターすることができますよ。

本記事の内容

  • WordPressの固定ページの役割と、投稿ページとの違い
  • 固定ページの編集方法7つの手順。テンプレートやカテゴリに関しても。
  • 固定ページがサイト上に表示されないときの対処法

WordPress初心者だと、投稿記事や固定ページが、
どんな役割をしていて、どう使い分ければいいか迷ってしまいますよね。

間違った使い方で継続すると、あとあとの修正が大変になるので、この記事をじっくり読み込んでしっかりマスターしてみてください。

WordPressの固定ページを使いこなせれば、SEOの評価が上がりやすくなり、
アクセスUPや収益UPにも間接的に繋がりますよ

WordPressの「固定ページ」とは?「投稿ページ」との違い

固定ページと投稿ページの違いはこちら。

  • 固定ページ=更新しないページ(このサイトについて/自己紹介、お問い合わせ、プライバシーポリシーなど)
  • 投稿記事=更新する記事(ブログ記事、ニュース記事など普段の投稿)

もうちょっと詳しく解説しますね。

投稿記事とは

投稿記事とは、何かしらのカテゴリーに属する記事で、
投稿するとトップページに自動的に表示される記事のことです。

なので投稿記事は基本的に、カテゴリーの内容に沿った記事を書いていくことが理想になります。

例えば「副業」というカテゴリーを作ったとします。

  • 「副業 おすすめ」
  • 「副業 確定申告」
  • 「副業 スマホ」
  • 「副業 在宅」

上記のような投稿記事を、副業カテゴリーに追加していく感じですね。

そうするとそのカテゴリーのSEO(検索エンジンからの評価)は、
投稿記事単体よりも強くなっていきます。

雑記ブログよりも特化型ブログの方がいいと言われているのは、こういった理由があります。

» WordPressのカテゴリーページの作り方はこちら

固定ページとは

固定ページとは、カテゴリーとの紐付けや、トップページとの連動のない、
独立したページのことを言います。

わかりやすい例でいうと、お問い合わせページや会社紹介(自己紹介)ページ、プライバシーポリシーなどですね。

またページごとにテンプレート(レイアウト)の変更をすることもできるので、自社商品を紹介するランディングページ(LP)なども、この固定ページを使うことが多いです。

自己紹介記事を投稿記事で書く方も多くいますが、
固定ページで書いた方が、SEO上はいいということになります。(カテゴリーがないので)

お問合せフォームやプライバシーポリシーページの作成方法は、
下記記事で解説しています。

» WordPress「お問い合わせフォーム」の作り方

» WordPressブログの「プライバシーポリシー」ページの作り方

wordpressの固定ページに「カテゴリーはない」

上記で説明したように、
固定ページにカテゴリーはないので、カテゴリを設定する必要はありません。

また投稿記事で設定できる、タグの設定やRSSの設定も必要ありません。

このように固定ページは独立しているので、
ページを作成しただけではサイトのどこにも表示されません。

サイトに関連を持たせるために、
グローバルメニューやサイドバー、フッターなどにリンクを貼る必要があります。

例えばですが、当ブログを例にすると上記の通り。

その方法は後ほど解説します。

WordPressの固定ページの編集7つの手順。テンプレート、カテゴリに関しても。

固定ページの基礎的な編集方法を解説していきます。

  • 固定ページの基礎設定方法
  • 固定ページのテンプレート変更方法
  • 固定ページのnoindexタグの設定方法

またこの記事ではデフォルトのブロックエディターではなく、
「Classic Editer(クラシックエディター)」を使った編集方法を解説しています。

※「Classic Editer」はインストール&有効化するだけで、秒速で導入できます。

【厳選】WordPressおすすめプラグイン8選【歴4年のプロが解説】

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 固定ページの編集7つの手順

wordpress 固定ページ

新しく固定ページを作るには管理画面左メニューから、
「固定ページ」⇒「新規追加」をクリックします。

wordpress 固定ページ

固定ページ編集画面に入ったら、右上にある「表示オプション」というところをクリックすると、編集画面に表示させる内容を選ぶことができます。

項目にチェックを入れると編集画面に項目が追加され、チェックを外すと項目が除外されます。

もし項目がないと思ったら、上記の表示オプションを見てみましょう。

wordpress 固定ページ

固定ページの7つの作成手順

  1. タイトルを入力する
  2. パーマリンクを設定する
  3. 本文を作成する
  4. ページ属性を選択する(テンプレートの変更)
  5. アイキャッチの設定をする
  6. noindexタグを設定する
  7. 「プレビュー」で確認して「公開」する

入力する順番に決まりはありませんが、上記順番で解説していきます。

1、タイトルを入力する(非表示にもできる)

まずは下記赤枠部分の固定ページタイトルを入力しましょう。

wordpress 固定ページ

自己紹介ページや会社情報のページを作るなら、
「プロフィール」「運営者情報」や「会社概要」などシンプルなものでOK。

固定ページのはSEOのことを考える必要がないからですね。

2、パーマリンク(URL)を設定する

タイトルを入力したら、パーマリンクを設定しましょう。

パーマリンクとは「パーマネント(恒久的な)・リンク」の略で、ようするに1つ1つの記事のURLのことです。

パーマリンクを日本語で入力すると拡散されたときに文字化けするので、
こだわりがなければ英単語で入力するのが基本です。

wordpress 固定ページ

パーマリンクを編集するには、上記のように「編集」をクリックします。

wordpress 固定ページ

入力窓が開くので、日本語の文字を消して、英単語で入力します。

パーマリンクの一般設定をしていない方は、下記記事のWordPressの初期設定方法で解説しています。

» WordPressの初期設定方法はこちら

入力が終わったら右側の「OK」をクリックしましょう。

3、本文の入力

次に本文を入力していきましょう。

wordpress 固定ページ

画像の挿入方法や文章の作成方法は「投稿記事」と全く同じです。

【副業ブロガーが教える】ワードプレスブログの書き方と9つの投稿手順

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4、ページ属性の指定(レイアウトの変更)

右側にある「ページ属性」で、ページのテンプレートを変更することができます。

wordpress 固定ページ

ここはお使いのWordPressテーマによって、どのようなレイアウトにできるかが異なります。

お使いのテーマごとに、どのようにレイアウトが変更されるのかを確認してみてください。

ちなみに現在当ブログが使っているWordPressテーマの「STORK19」では、下記の3つのテンプレートがありました。

  • サイドバーなし(1カラム)
  • フルワイド
  • ランディングページ

WordPress初心者の方は、有料テーマのほうが、
こういった設定やカスタマイズも簡単にできるのでおすすめです。

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5、アイキャッチ画像の設定

基本的には固定ページにアイキャッチ画像は必要ありません。

ですがお使いのWordpressテーマによっては、アイキャッチを設定した方がきれいに見える仕様のものもあるので、その場合は適切なアイキャッチ画像を設定しましょう。

wordpress 固定ページ

上記の赤枠の部分から、
アイキャッチ画像を設定することができます。

6、noindexタグの設定

固定ページには「noindexタグ」を設定するようにしましょう。

※noindexタグとは「ノーインデックス」つまり「検索結果に表示させない」という指示を出すためのタグのこと。

固定ページにnoindexタグを付けたほうがいい理由としては、下記。

  • 固定ページは基本的に、検索結果に載せる必要がないから
  • 余計なページをnoindexすることで、上位に上げたい投稿記事のSEO評価が上がる(足かせにならない)から

例えば、プライバシーポリシーやお問い合わせフォームを検索結果に載せる必要はないですよね。

またそういったページには情報が少ないので、「検索エンジンから低品質の記事とみなされる可能性」があり、他の記事の足かせになってしまう可能性があるんです。

さらにnoindexタグについて知りたい方は、こちらからどうぞ。

noindexタグの設定は、プラグインの「All In One SEO Pack」を設定していれば簡単につけることができます。

» All In One SEO Packの導入&設定方法はこちら

wordpress 固定ページ

「All In One SEO Pack」を導入すると、
本文の直下に上記のような設定項目が追加されます。

あとはこの中の「NOINDEX このページ/投稿」にチェックを入れるだけです。

サイト全体のSEOのことを考えると必要なことなので、SEOをしっかりやっていきたい方は、このような設定を疎かにしないようにしましょう。

※自己紹介ページを作り込んで、検索結果に載せたい場合などはnoindexをつけなくてもOKです。つまり「情報量が少ない低品質なページ」と判断されかねないページをnoindexするということ。

7、作成した固定ページを公開する

これで全ての編集が終わったので、公開する前に右上にある「プレビュー」ボタンで修正点がないかの確認をしましょう。

wordpress 固定ページ

問題がなければ「公開」をクリックして完成です!

WordPressの固定ページが表示されないのはリンクしてないから

上記の手順で固定ページは完成ですが、
このままではサイトのどこにも表示されません。

冒頭でも解説したように、固定ページは投稿記事と違い独立したページだからです。

なのでグローバルメニューやサイドバー、フッターなどに、
自分でリンクを設置する必要があります。

グローバルメニュー(当ブログの例)

サイドバー(当ブログの例)

グローバルメニューまたはフッターに固定ページを追加したい場合は、
以下の記事を参考にしてください。

» WordPressの「グローバルメニュー」の作成方法

サイドバー(ウィジェット)に固定ページを追加する場合は、
以下の記事を参考にしてください。

» WordPressの「ウィジェット」の編集方法

固定ページのURLの取得方法

ちなみに固定ページのURLは、先ほど設定したパーマリンクになります。

wordpress 固定ページ

固定ページのURLが見当たらないときは、
上記のように固定ページの編集画面のパーマリンクをコピーしましょう。

WordPressの固定ページまとめ

以上、WordPressの固定ページとは何か、そして設定方法から編集方法まで解説してきました。

最後にかんたんにまとめます。

  • 固定ページとは、独立した更新しないページのこと。
  • ページごとにテンプレートの変更などができる。
  • 基本的にはnoindexタグをつける。
  • サイトに表示されないのは、固定ページのリンクを設置していないから。

固定ページと投稿記事の違いをしっかり理解して、作成していきましょうね!

本文で紹介した関連記事をまとめておきます。

当ブログでは、WordPressブログの使い方から、SEO対策の手法までわかりやすく解説しています。

ぜひ、参考にしてください。

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今回は以上です。

それではよいWordPressライフをお送りください_(:3」∠)_

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