こんな悩みを解決する内容になっています。
この記事で紹介するSEO内部対策を実践すれば、他のブロガーから頭一つ抜きんでることができます。
検索からのアクセスが30%も変わるというデータがあるから。
今回ご紹介するSEO内部対策は、WEBマーケ会社も実践している方法を限りなく網羅しています。
この記事で分かること
- SEO内部対策とは?基礎の基礎から解説
- SEO内部対策の18の施策と具体的方法
- SEO内部対策のおすすめ本(教科書)の紹介
この記事を読み終わりコツコツ実践することができれば、同じレベルのコンテンツでも『あなたのサイトだけこっそり上位表示』される可能性が高まりますよ(^^)/
SEO内部対策とは?
SEO内部対策を大雑把に説明すると、検索エンジンに適切に評価してもらうためのサイト構造の整理のことをいいます。
つまり、SEO内部対策を行わないとどんなに質の高いコンテンツを作成してもGoogleから適切に評価してもらえない可能性が高まるんです。
SEO内部対策を理解するために検索エンジンの仕組みをおさらい
SEO内部対策の具体的方法を解説する前に、検索エンジンの仕組みを簡単におさらいしておきます。
理由は、検索エンジンの仕組みを理解していないとSEO内部対策が持つ意味を理解できず間違った方法で対策をしてしまう可能性があるからです。
検索エンジンの仕組みをイメージでとらえる
一つ一つポイントを絞って解説していきます。
①クローラーの巡回
あなたが記事を公開することで、クローラーと呼ばれる機械があなたの記事の内容を読み取りにやってきます。
ただ、クローラーは1度で完璧に記事内容を読み取ることができないので頻繁に訪れてもらわなければいけません。
そこで、SEO内部対策の一つ目の施策が「クローラーの最適化(たくさん訪れてもらう対策)」ということになります。
クローラーがどのくらい巡回してくれているのかは「Googleサーチコンソール」で調べることができます。
サーチコンソールのトップ画面から「以前のツールとレポート」をクリックし、その中の「クロールの統計情報」をクリックしましょう。
以下のようにクローラーが1日にどのくらい訪れたのかがわかります。
当ブログは開設2カ月くらいですが平均で145回クロールされていることがわかります。
平均クロールが100以下だとちょっと少ないかな?という感じなので、クローラーの巡回が少ない方はこの後に紹介する方法をしっかり実践していきましょう。
②インデックスされる
クロールされた情報はGoogleのデータベースに運ばれて登録されます。
これを「インデックス」と言いますが、この時にタグの使い方やサイト構造などがめちゃくちゃだとコンテンツ内容が適切に評価されません。
なので、SEO内部対策の二つ目に重要なのがこの「インデックスの最適化」ということになります。
インデックスが適切に行われているかがわかる指標はありませんが、Googleが適切なサイトの作り方を公表しているのでそれに沿ったインデックスの最適化をしていきます。
③検索順位の決定
インデックスされて読み込まれた記事は、200以上あるというGoogle独自のアルゴリズムによって評価されて順位が付けられ、検索結果に反映されます。
アルゴリズムの最適化はSEO内部対策とはちょっと異なるのでここでの説明は省略しますが、より詳しく学びたい方は以下の記事を参考にしてください。
-
【SEOの結論】Googleアルゴリズム200項目とアップデートの歴史から学べ
続きを見る
SEO内部対策は「クロール最適化」「インデックス最適化」を行うこと
検索エンジンの大まかな仕組みは理解できたかと思いますが、最後の順位を決める作業はコンテンツの質に左右されます。
ですが、その前の「クロール」と「インデックス」は記事の内容ではなくサイトや記事の構造などによって決まります。
一旦まとめ:SEO内部対策とはこの2つの対策の事である
- クロール最適化:クローラーの巡回頻度を増やす対策
- インデックス最適化:情報を読み取りやすくして適切に評価してもらうための対策
ということで、以下ではクロール最適化する具体的方法と、インデックスを最適化する具体的方法を解説していくので、まだ実践していない項目は必ず実践していきましょう!
SEO内部対策その1:クロール最適化の具体的方法
ではSEO内部対策の1つ目、「クロールの最適化」の具体的方法を解説していきます。
クロールの最適化方法は大きく分けて2つあります。
クロール最適化の2つの方法
- クローラーに来てもらう為の対策
- クローラーがサイト内を巡回しやすくするための対策
クローラーに来てもらう為の対策
クローラーはリンクを辿ってサイトに訪れます。
つまり、サイトを開設したばかりの頃はどこにもリンクが結びついていないのでほとんどクローラーが来てくれません。
そこで、まだリンクがほとんどない状態からできるだけクローラーを呼び込む対策をしなけれないけません。
サイトマップを送信する
サイトを開設して間もない場合に必ずやっておきたい対策が、サイトマップを作成してGoogleにサイトの情報を伝えることです。
サイトマップを作成したらGoogleサーチコンソールでサイトマップを送信しましょう。
「Googleサーチコンソールの登録方法」「サイトマップの作成方法と送信方法」は以下の記事で解説しています!
>>Googleサーチコンソールの登録方法とサイトマップ送信方法
サーチコンソールでインデックス登録(旧Fetch as Google)をする
記事を公開したり更新をしたら、素早くクロールに来てもらう為に「インデックス登録リクエスト」を送りましょう。(旧Fetch as Googleです)
方法は簡単で、サーチコンソールに記事のURLを記載してリクエストするだけ!
特にサイト開設初期は何もしないと数週間以上クロールされないこともあるので積極的に行いましょう。
保有しているサイトがあればリンクを貼る
あなたが保有しているサイトが別にあるなら、そこからリンクを貼ることでクローラーがリンクを辿ってやってきます。
ただし、関連のないサイトやスパム判定されているサイトからのリンクは評価に悪影響を及ぼすので、あくまで関連のあるサイトでクリーンなサイトからリンクを送るようにしましょう。
クローラーがサイト内を巡回しやすくするための対策
次は、やってきたクローラーがサイトの中を巡回しやすくするための対策です。
せっかくクローラーを呼び込んでも1記事だけ見てどこかへ行ってしまうのはもったいないので、サイト内をできるだけ巡回してもらえるようにする対策が必要になってきます。
全ページ2クリック以内に到達できるサイト構造にする
上記のようにサイトの構造は全ての記事が2クリック以内に到達できるようにしましょう。
このような構造にすることで、クローラーが訪れたときに全ての記事を巡回しやすくなります。
5:パンくずリストを表示する
パンくずリストとは上記の画像のように、トップページからユーザーがどの位置にいるかなどを示すナビゲーションのようなものです。
WordPressならほとんどがデフォルトで実装されていると思いますが、無効にしている場合は有効にしておきましょう。
グローバルメニューをテキストで表示する
上記のようにグローバルメニューはできるだけテキストで表示するようにしましょう。
理由は、クローラーが画像を読み込めないのと、回遊率が高くなる可能性があるからです。
ページネーションは数字で表示する
上記画像の赤枠で囲っているところを「ページネーション」と言います。
数字で表示することでクローラーの回遊率が高くなると言われています。
※「⇐前のページ」「次のページ⇒」という表示方法は悪い例です。
内部リンク、外部リンクを最適化する
クローラーはリンクを辿って情報を読み取りに来るので、リンクタグの使い方はかなり重要です。
- 内部リンクと外部リンクの理解
- アンカーテキストの書き方
- nofollowタグの使い方
このような基本的なことを理解しておきましょう。
以下の記事でまとめていますのでしっかり理解できていない方は参考にしてください。
SEO内部対策その2:インデックス最適化
クロール最適化ができていれば、後はサイト構造を整理して適切に評価されるための「インデックス最適化」を行っていきましょう。
記事を書くたびに注意しなければいけない項目も多いので、最初は以下の項目を参考にリストを作成して漏れがないか確認することも有効化と思います。
SEOキーワードは1記事に対して1キーワードを原則にする
記事を作成するときは、キーワード選定を行いそのキーワードに基づいて記事を書いていきます。
これをSEOキーワードと言いますが、1つの記事に対して複数のキーワードを狙うと、関連がなくまとまりのない記事になってしまい、結果、どのキーワードも上位表示されません。
なので、SEOキーワードは1つに絞り記事を作成していきましょう。
記事タイトルを最適化する
記事タイトルはSEO対策においてめちゃくちゃ重要です。
記事タイトルは30文字程度のものですが、文字数を気にすること、SEOキーワードを含めること、クリック率を高める記事タイトルにすることなど、案外気を使って設定をしなければいけません。
ユーザーが1番最初に見るところでもあり、SEOでも重要視される部分なのでしっかり考えて記事タイトルを作成するようにしましょう。
>>1万記事分析してわかった『ブログタイトルの決め方』【集客10倍UP】
見出しタグを最適化する
文中で使う見出しタグもSEO対策においては重要な対策の1つです。
見出しタグを正しい順番で使うことや、適切にSEOキーワードを入れるなどの対策方法があります。
アクセスの多いサイトは、特に見出しタグにこだわっている印象なので見出しタグを適当に設定していた方は改善するように心がけましょう。
>>『ブログ記事の見出し』とは|タグの使い方からSEO対策まで【基礎】
画像の最適化
サイト内で使う画像もSEOに影響してきます。
主には、画質を落とさず軽くすることで表示速度の改善をしたり、記事内で使う画像のタイトルやalt属性を設定することでSEO評価が高まり、画像検索からもアクセスが期待できます。
以下の記事でまとめているので参考にしてください。
>>【必須】WordPress『ブログ画像のサイズ』3つの最適化【表示速度UP】
>>【Google明言】『alt属性(タグ)』の重要性と正しい書き方【SEO対策】
メタディスクリプションの最適化
メタディスクリプションも未だにSEO対策において重要だと言われている設定です。
なぜなら、メタディスクリプションを設定すると検索結果のスニペットに表示させることができるからです。
メタディスクリプションの設定方法やテンプレートの書き方なども以下の記事で解説しています。
>>『メタディスクリプション』のSEO対策を初心者にわかりやすく解説
noindexの最適化
noindex(ノーインデックス)タグとは、ある記事をインデックス登録しないように検索エンジンに指示するためのタグのことです。
これは、「過去の記事を見返したら記事の質も低いし、アクセスがほとんどない!でも記事は消さないでとっておきたい!」という場合などに使うタグです。
というのも、質の低い記事をインデックスしたままにしておくとそれが他の質の良い記事の足を引っ張ってしまうからです。
初期の段階では必要ないかもしれませんが、記事を量産していくといくつかそのような記事が出てくるのでその場合はnoindexタグを使って対処しましょう。
>>【アクセス2倍】『noindexタグ』の基礎知識を徹底解説!【WordPress】
リンク切れのチェック
リンク切れのURLや画像を放置しておくとSEOに悪影響です。
なので「Broken Link Checker」というプラグインを入れておくことをオススメします。
メールの設定さえしていればあとは設定不要で、リンク切れの通知が来るのですぐに対処することができます。
SEO内部対策のおすすめの本(教科書)
これからはじめる SEO内部対策の教科書
2012年に発売されたちょっと古い本ですが、多くのブロガーが勧めている本なのでSEO内部対策の王道を学びたい方にはオススメです。
いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方[MFI対応] (「いちばんやさしい教本」シリーズ)
初心者にもやさしい本を探しているならこちらがオススメ。SEOの他にもWordPressやプログラミングの同じシリーズ本も人気です。
※補足説明
一言付け加えておくとSEOを学ぶのに本を読む必要は特にないと思います。というのも、SEOは日々変化しているので最新の情報はネットで仕入れたほうが正確だからです。ただ、どうしても体系的にじっくり学びたいという方は買ってみるのもいいかもしれませんね!
(こんなことを言っている僕は本を買って読みました笑それでもやっぱり知識の大半はネットです。)
SEO内部対策のまとめ:クロール最適化とインデックス最適化をしよう
様々なSEO内部対策の具体的方法を紹介しましたが、慣れれば簡単に設定できるようになります。
SEO内部対策の2つの施策
- クロール最適化:クローラーがサイト内を巡回しやすくするための対策
- インデックス最適化:検索エンジンがコンテンツ内容を読み取りやすくするための対策
SEOで上位表示されるにはコンテンツの質が最も重要です。
ですが、SEO内部対策をしっかりしていないとせっかくのコンテンツが上位表示されないなんてことも起こってしまいます。
なので、検索エンジンの仕組みを理解しSEO内部対策は大前提としてしっかり設定していきましょう。
コンテンツの質を高めるSEOライティング方法は以下の記事を参考にしてください。
-
【検索上位を狙う】SEOライティングの記事設計の方法とそのコツ
続きを見る
それでは、よいSEOライフをお送りください(^^)/
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【スマホで5分】WordPressブログの始め方【初心者も簡単】
続きを見る